日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

大分県の庚申塔

横穴古墳のなかに祀られる庚申塔 大分県豊後高田市田染相原

大分県 宇佐神宮の荘園であった田染荘(たしぶのしょう)ちかくの地域である相原。相原にある両田横穴古墳のなかに庚申塔が祀られています。主尊は一面六臂の青面金剛(しょうめんこんごう)。両脇にニ童子がひかえます。 場所:大分県豊後高田市田染相原 座…

お寺の境内にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市上野部

大分県豊後高田市の上野部という地区にある善幸寺。このお寺の山門をくぐって境内にはいると、左側にたくさんの石塔や石仏とともに庚申塔がまつられていることがわかります。 場所:大分県豊後高田市上野部座標値:33.555951,131.462722 庚申塔にきざまれる…

面長な青面金剛像がきざまれる庚申塔 大分県豊後高田市加礼川

大分県 国東半島の中央部から、やや西よりの地域に豊後高田市加礼川という地区があります。この地区に大年神社があり、神社の南西約100m地点に庚申塔が祀られています。少しだけ山のなかに入った場所に祀られているために、やや見つけにくいです。 場所:大…

立派な祭壇にまつられている庚申塔 大分県杵築市大字本庄 上本庄

大分県国東半島の杵築市にある上本庄という地区で庚申塔をみつけることができました。 場所:大分県杵築市大字本庄 上本庄 座標値:33.419674,131.593995 船型の塔の正面に青面金剛像が刻まれています。像容はとてもわかりにくくなっています。身体の横にの…

公民館の敷地に祀られる建立年がきざまれていない庚申塔 大分県杵築市 南杵築 中の原

大分県 国東半島の南杵築という地区にある中平公民館敷地内に、庚申塔が祀られていました。 場所:大分県杵築市 南杵築 中の原 座標値:33.422234,131.600039 中平公民館を正面にすると右奥の記念碑となりに、庚申塔は祀られています。 風化がすすみ像容がぼ…

稲荷神社境内に祀られる庚申塔 大分県杵築市大字馬場尾

大分県杵築市の馬場尾という地区。住宅街のなかに稲荷神社が祀られており、その一角に庚申塔がまつられています。 場所:大分県杵築市大字馬場尾 座標値:33.421680,131.605912 一面四臂の青面金剛のあしもとに二童子・二猿・二鶏が刻まれます。小林幸弘氏の…

岡田社の庚申塔 大分県国東市国見町野田

大分県 国東半島、国見町野田にある”岡田社”の庚申塔を訪ねました。この庚申塔を訪ねるにあたり参考にさせていただいたのは、小林幸弘氏のホームページ「国東半島の庚申塔-国見町庚申塔所在地一覧」です。 場所:大分県国東市国見町野田 座標値:33.653843,1…

邪鬼、夜叉も刻まれる庚申塔 大分県国東市国見町鬼籠

大分県国東半島の鬼籠という地域の集落 中心部にちょっとした広場があります。広場の入口には鳥居がたてられており、ここが神社であることが推察されます。鳥居の額面はかくにんできず、神社の名前は不明です。 場所:大分県国東市国見町鬼籠 座標値:33.662…

数奇な運命をたどった庚申塔 大分県豊後高田市田染小崎 空木

2016年4月9日にであった、とても印象深い庚申塔をご紹介します。この庚申塔との出会いが印象にのこったのは、庚申塔がまつられている場所が桃源郷のような場所だったからです。 空木(うつぎ)の庚申塔 場所:大分県豊後高田市田染小崎空木 座標値:33.50442…

”中世”を感じさせてくれる場所 大分県豊後高田市田染

大分県豊後高田市の田染(たしぶ)では縄文時代からヒトが定住し、弥生時代には稲の栽培がおこなわれていました。 上の地図は大分県豊後高田市田染という地区を示したものです。田染地区のなかに、大門という地区があります。ここは桂川沿いの自然堤防上とな…

猪尾集落の社に祀られる庚申塔 大分県杵築市 猪尾

場所:大分県杵築市大字猪尾 座標値:33.403260,131.614051 大分県杵築市の猪尾と呼ばれる小さな集落があります。ここに庚申塔が数基祀られているということを知り訪ねてみることにしました。参考にした情報は、国東半島の庚申塔を長年にわたって調査しつづ…

十王堂庚申塔 大分県国東市国東町原

大分県国東半島に祀られる庚申塔のご紹介です。前回の記事(2019年12月22日:庚申塔成熟期に造られた十王堂庚申塔 大分県国東市国東町原)で、国東町の原という地区にある十王堂にまつられる庚申塔を、一基、ご紹介しました。 十王堂の敷地内には、もう一基…

庚申塔成熟期に造られた十王堂庚申塔 大分県国東市国東町原

大分県の国東(くにさき)半島へ庚申塔を探しにいきました。今回、出会った庚申塔は、国東市の原という地区にある庚申塔です。原という地区に”十王堂”と呼ばれるお堂があります。 国東町の原地区にある十王堂 十王堂の周りは畑が広がっており、ここに至るに…

善神王社の庚申塔 大分県杵築市 馬場尾

長年、大分県の国東半島(くにさきはんとう)で、庚申塔(こうしんとう)を調査し続けている小林幸弘氏。その小林幸弘氏が運営されているホームページ「国東半島の庚申塔」を拝読し、大分県杵築市(きつきし)の馬場尾という地区に庚申塔を探しに、少し前に…

春日神社の鳥居ふきんの庚申塔 大分県宇佐市 下高

大分県宇佐市の下高(しもたか)という地区に春日神社があります。その春日神社の鳥居に向かって、鳥居の左柱脇に庚申塔が祀られていました。 場所:大分県宇佐市大字下高 座標値:33.551412,131.313569 シンプルに「庚申塔」とのみ刻まれた自然石の庚申塔で…

ため池に囲まれた場所に祀られる庚申塔 大分県宇佐市 上時枝

大分県宇佐市の上時枝(かみときえだ)という地区に大きな溜池があります。溜池がある場所の座標値は(33.546849,131.309581)です。この溜池の一区画には「大明神」さまが祀られる神社があります。その大明神が祀られる神社へと続く参道沿いに庚申塔が祀ら…

路傍の庚申塔 大分県国見町野田

大分県国見町野田という地区の農道を車で走っていると、大きな石碑のすぐそばに、庚申塔が祀られていました。 一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛(しょうめんこんごう)像を主尊としています。童子や猿、鶏の像はみあたりませんでした。 場所:大分県国…

田んぼの中に祀られる庚申塔 大分県豊後高田市城前

大分県豊後高田市の真玉(またま)という地区へ、庚申塔を探しに行ってみました。大分県の国東半島(くにさきはんとう)に多い、青面金剛(しょうめんこんごう)像が刻まれる庚申塔ではなく、文字のみが刻まれる文字塔を、今回は探してみました。 情報源は小…

六地蔵幢(ろくじぞうとう)のかたちの古い庚申塔 大分県 南宇佐

『大分県の青面金剛・庚申塔』というサイトを参考にして、2019年8月31日(日)に大分県宇佐市域の庚申塔を探しに行ってみました。その中のひとつに、「六地蔵幢(ろくじぞうとう)」のかたちをとっている珍しい庚申塔があるということで、探してみました(参…

国道沿いの庚申塔 大分県玖珠(くす)町 森

大分県全域の庚申塔のある場所をまとめてくれている、こちらのサイト(大分県の青面金剛・庚申塔)を拝読して、大分県玖珠郡玖珠町をはしる国道387号線沿いの庚申塔をたずねてみました。 場所:大分県玖珠町大字森 鬼丸 座標値:33.311842,131.165131 地元の…

針金で補強された庚申塔 大分県宇佐市 西椎屋

「大分県の青面金剛・庚申塔」というサイトを拝見し、大分県宇佐市の庚申塔をさがしにゆきました。 参照:http://5.travel-way.net/~niemon/ooita/ooitasyomen.html 場所は宇佐市院内(いんない)町の西椎屋(にししいや)という地区です。この地区に西椎屋…

長谷寺へと続く路傍にある猿田彦大神 大分県中津市三光

2019年4月20日に、大分県中津市の三光(さんこう)という地区にある長谷寺へいってきました。毎年、4月20日に御開帳される銅造観音菩薩立像を拝観するために行ったのですが、長谷寺に到着したときには、もう御開帳は終了していました。 残念だったのですが、…

稲荷神社に祀られる庚申塔 大分県豊後高田市鼎(かなえ)

『国東町成仏(じょうぶつ) 山神社の庚申塔(こうしんとう)』の記事でご紹介した庚申塔を探しにいった帰りに、大分県豊後高田市へとたちよりました。豊後高田市は以前に住んでいた場所なので、大分県へいったときには、なつかしさで、ついつい立ち寄ってし…

国東町成仏(じょうぶつ) 山神社の庚申塔(こうしんとう)

大分県の国東半島へ、ある庚申塔(こうしんとう)に会うために行きました。雨がそぼそぼと降る、2019年7月14日(日)のことです。どしゃぶりの雨というほどではありませんが、傘をさしていなければ、着ている服がしっかり水を吸い込んでしまうほとの雨です。…

鷹居神社に祀られる猿田彦庚申塔 大分県宇佐市上田

大分県宇佐市の鷹居八幡神社参道に、猿田彦大神の像が刻まれた庚申塔があります。 場所:大分県宇佐市上田 鷹居八幡神社 座標値:33.530117,131.353599 右側へ首を傾けた猿田彦大神は、あごに髭をたくわえており、両手で杖を把持しています。猿田彦大神の頭…

泉福寺の3基の庚申塔 大分県国東市

大分県 国東半島(くにさきはんとう)の東側。国東市の横手という地区にある泉福寺(せんぷくじ)へ、庚申塔に会いに行ってみました。 泉福寺の参道右脇にある3基の庚申塔 場所:大分県国東市国東町横手 座標値:33.577006,131.670672 もともと、このお寺へ…

一猿一鶏をしたがえる青面金剛の庚申塔 大分県蕨野(わらびの)

場所:大分県大分市岡川蕨野(わらびの) 座標値:33.171115,131.587960 以前にご紹介した記事(三猿だけが刻まれるめずらしい庚申塔 大分県大分市蕨野(わらびの))でご紹介した庚申塔を探した帰り道のこと。もうひとつ偶然にも、もう一基庚申塔を見つける…

三猿だけが刻まれるめずらしい庚申塔 大分県大分市蕨野(わらびの)

先日、大分市へいく用事がありました。用事を済ませ、福岡の自宅に帰るまでにまだ少し時間があったので、一か所だけでも…と、大分市内の庚申塔を探してみることにしました。 大分県内の庚申塔をまとめた『大分県の庚申塔』というサイト(↓)を参照し、近い場…

夜叉(やしゃ)が刻まれた庚申塔 大分県豊後高田市夷(えびす)

「古いお寺跡に残されたちいさな石造り仁王像」というタイトルで、前回、ご紹介した記事。この記事では渓口庵(けいこうあん)というお寺跡へ行きました。行った目的は仁王像に会うためでしたが、たまたま庚申塔(こうしんとう)も見つけることができました…

水神社の庚申塔 大分県杵築市三川

国東半島の庚申塔を880基以上調査されている小林幸弘氏。その小林氏よりいただいた資料(杵築市誌)に掲載されていた庚申塔を探しに、大分県杵築市へ行ってみました。今回さがした庚申塔は杵築市誌P589に紹介されています。その情報によると… 三川(水神社)…