2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
2019.12.31、朝6時半頃、福智山(福岡県)山頂より撮影した、直方市の朝景です。 撮影時、強風が吹き荒んでいて立つことさえ困難。手袋を外すと手指がちぎれるほどの痛みを感じる寒さでした。強風と迫ってくる雨雲に恐怖を感じました。 三脚を縮めかがんだ状…
場所:大分県豊後高田市田染蕗 富貴寺 大堂は鎌倉時代に中国から伝わった建築様式で造られ、歴史的価値が高いため国宝に指定されています。 大堂の屋根はピラミッドのような形をしていて四枚の屋根がすべて三角形です。一歩引いて屋根を眺めると、その均整美…
場所:大分県豊後高田市見目 長崎鼻座標値:33.6822280,131.5228027 海蝕洞の岸壁に囲われた空間。海側の壁に不動明王様が祀られます。閉じられた空間が、さらに神秘さを引き立たせます。 この行者洞窟には他に役行者、蔵王権現が祀られます。修験道の修行の…
場所:宮崎県日向市大字細島 馬ヶ背座標値:32.4229870,131.6880750 リアス式海岸に打ち寄せてくる波は、その複雑な地形により、いっそう激しさを増します。 打ち寄せる波は、一定のようでひとつとして同じものがありません。その波模様が心をグッと惹きつけ…
福岡県嘉麻市に「小夜媛(さやひめ)宮」という小さなお宮があります。このお宮には、腰から下(つまり性器)の魔除けの神様として小夜媛が祀られています。 小夜媛の伝承として、お宮前に看板が立てられていました。その内容をかいつまんでご紹介すると… ・…
場所:大分県豊後高田市田染小崎座標値:33.509847,131.508318 レンガ造りの構造物は地震に弱く、関東大震災以降に激減したということを知りました(参照:Wikipedia-煉瓦)。そのために、レンガ造りの建物は希少ということを知りました。その事情を知ってか…
素朴な造形の石仏に親近感を抱きます。国東半島の石仏は良い意味での”素人っぽさ”が感じられ魅力的です。 おそらく閻魔様が祀られるお堂が、これら十王石仏のそばに建てられています。十王のうち三基だけ頭が残っていました。 場所:大分県国東市国東町 原 …
福岡県の北部…筑豊地方から北九州市・中間市・遠賀郡…を流れている遠賀川という大きな川があります。この遠賀川にJR筑豊本線の鉄橋が、中間市で架かっています。 2019年時点ではJR筑豊本線が遠賀川を渡る場所では、下の写真のような不思議な光景をみることが…
大分県国東半島に祀られる庚申塔のご紹介です。前回の記事(2019年12月22日:庚申塔成熟期に造られた十王堂庚申塔 大分県国東市国東町原)で、国東町の原という地区にある十王堂にまつられる庚申塔を、一基、ご紹介しました。 十王堂の敷地内には、もう一基…
大分県の国東(くにさき)半島へ庚申塔を探しにいきました。今回、出会った庚申塔は、国東市の原という地区にある庚申塔です。原という地区に”十王堂”と呼ばれるお堂があります。 国東町の原地区にある十王堂 十王堂の周りは畑が広がっており、ここに至るに…
上山田線(かみやまだせん)は、福岡県飯塚市の飯塚駅から田川郡川崎町の豊前川崎駅までを結んでいた、JR九州の鉄道路線です。1895年4月5日から1988年9月1日までの93年使われつづけた線路で、はじめは筑豊炭田から産出される石炭を輸送する目的で敷かれまし…
2019年12月15日(日)に、福岡県飯塚市の飯塚駅から、田川郡川崎町の豊前川崎駅までを結んでいた、JR九州の廃線を訪ねました。その廃線の名前は「上山田線(かみやまだせん)」です。 上山田線は、1895年4月5日に開通し1988年9月1日に廃止となりました。開通…
大分県の北東部にひょっこりと飛び出ている半島があります。この半島は国東半島(くにさきはんとう)と呼ばれます。車で半島をグルっと一周すると約2時間半という比較的大きな半島です。 国東半島には独特の文化が育まれていて、大分県のなかでも特に石造美…
大正時代末期につくられたといわれる、炭鉱の「巻き上げ機」の台座が、福岡県飯塚市の平恒という地区に残ります。巻き上げ機というのは、炭鉱の坑内へ、人や資材、石炭を積んだトロッコを引っ張るためのロープを巻き上げる機械のことです(参照:クロスロー…
日本書紀のなかでは、宗像三女神が地上に降臨したと書かれているのが、福岡県鞍手郡にある六ヶ岳(むつがたけ)です(参照:Wikipedia-宗像三女神)。六ヶ岳はその名前のとおり、六つの峰からできています。六つの峰のうちのひとつに、「崎門(さきと)の峰…
2019年12月8日(日)に、田川市美術館で開催されている『ロバート・キャパ展 -THE FACE-』へ行ってみました。 田川市美術館の場所:福岡県田川市新町11-56 わたしが、「20世紀 最も偉大な戦場カメラマン」と呼ばれるロバート・キャパという人物を知ったのは…
福岡県朝倉郡の東峰村を通るJR日田彦山線。2017年(平成29年)7月5日から6日にかけて発生した九州北部豪雨により、添田駅~夜明(よあけ)駅間が現在(2019年12月時点)でも不通となっています。 不通となってはいますが、その復旧を願って、東峰村にある宝…
写真中央にみえる2つの大きな岩が女男(めおと)石 場所:福岡県朝倉市長谷山座標値:33.462383,130.678837 小石原川の底にもゴロゴロ大岩が沈みます 野鳥川と小石原川が合流する場所に大きな岩が散らばっています。ふたつの川からの水流を、これら捨て石に…
福岡県筑紫野市に原田(はるだ)という地区があります。ここは昔、長崎街道の宿場町のひとつ「原田宿」でした。また、筑豊地区の桂川(けいせん)駅から博多駅に至る経由地として昭和初期にも栄えていた町でもあります。 『九州の鉄道おもしろ史(西日本新聞…
『九州の鉄道おもしろ史(弓削信夫著)』P40-42を拝読していると、写真にレンガ造りの三連眼鏡橋というのが紹介されていました。文化財としての名称は「旧九州鉄道城山三連橋」といいます。その眼鏡橋が造られた鉄道路線というのが、現在の名前であればJR鹿…
2019年12月1日、「鬼会の里まつり 2019」に行った際、紅葉を鑑賞するために両子寺(ふたごじ;大分県国東市安岐町)に立ち寄りました。国東半島の紅葉を鑑賞する場所としては、両子寺は外せない場所です。2019年12月1日時点では残念ながら、両子寺の紅葉は見…
旧千燈寺の五輪塔群 場所:大分県国東市国見町千燈座標値:33.628586,131.598932 2019年12月1日に、大分県国東半島の旧千燈寺(せんとうじ)を久しぶりに訪れました。12月1日に豊後高田市の長岩屋という地区で、「鬼会(おにえ)の里まつり 2019」が開催され…
珪化木(けいかぼく)とよばれる樹木の化石を、まじかでみることができる場所が、福岡市東区にあります。 この樹の化石は、名島帆柱石(なじまほばしらいし)と名付けられています。今から約3500万年前の地層に埋没していたもので、現在は海岸の岩場に露出し…