日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

天神社の裏側にまつられる三基の庚申塔① 大分県国東市国東町綱井

大分県の国東(くにさき)半島、国東町にある綱井(つない)という地区に祀られる庚申塔をご紹介します。天神社の本殿裏側に三基の庚申塔が祀られていました。下の写真が天神社の拝殿と本殿です。 この天神社が国東半島の、どのあたりにあるかを地図で示すと…

小敷集落を守ってもらうために祀った汐分地蔵 福岡県北九州市若松区小敷

汐分(しおわけ)地蔵について、はじめて知ったのは『北九州歴史散歩〔筑前編〕』(北九州市の文化財を守る会編)P.39ですが、いくつかの史料にも、この汐分地蔵のことが記載されています。 汐分地蔵は、福岡県北九州市若松区の小敷(こしき)という地区に祀…

北野神社 本殿の横に祀られる庚申塔 大分県豊後高田市玉津中町

大分県の国東半島(くにさきはんとう)には、青面金剛像が刻まれた庚申塔が主にあります。いっぽうで、福岡県で主な猿田彦大神の名前だけが刻まれた文字塔は、国東半島においては、比較的少ないようです。 今回は、国東半島では比較的少ない、猿田彦大神の文…

三柱神社に祀られる二基の庚申塔 大分県杵築市大田波多方

大分県杵築(きつき)市の、波多方(はだかた)という地区に、三柱(みはしら)神社が鎮座しています。↓下の写真だと左側です。三柱神社境内に二基の庚申塔が祀られていました。 三柱神社鳥居にむかって、左側に斜面があり、ここに庚申塔や他石造物が祀られ…

極楽寺ちかくの民家裏に祀られる庚申塔 大分県豊後高田市田染真木

ホームページ『国東半島の庚申塔』を運営されている小林幸弘氏からいただいた情報から、大分県豊後高田市の真木という地区に庚申塔がまつられていることがわかりました。 大分県豊後高田市の田染(たしぶ)という地区に、極楽寺があります。極楽寺から北東へ…

10年ぶりに訪れた 岩窟のなかに祀られる石仏 大分県豊後高田市 田染(たしぶ)平野

大分県の国東半島(くにさきはんとう)の史跡をめぐり始めた当時、とても記憶に残った場所があります。山のなかにある細い道を車で走っていると、道路わきに石段をみつけました。車を降り、その石段をのぼってみると、四角形に掘られた岩窟に石仏が納められ…

田原若宮八幡社の大イチョウ 大分県杵築市大田永松

大分県杵築(きつき)市にある「田原若宮八幡社(たわらわかみやはちまんしゃ)」に、庚申塔が祀られていないか立ちよりました。境内には庚申塔はありませんでしたが、石造りの仁王像と、立派な国東(くにさき)塔、そして大きなイチョウの樹が鎮座していま…

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(⑥/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県 行橋(ゆくはし)市の行事(ぎょうじ)という地区に、正ノ宮正八幡神社(しょうのみやしょうはちまんじんじゃ)が鎮座します。この神社には合計6基の庚申塔が祀られており、今回は6基目、最後の庚申塔をご紹介します。 ↓下の図だと「庚申塔⑤」です。 …

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(⑤/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県 行橋(ゆくはし)市の行事(ぎょうじ)という地区に、正ノ宮正八幡神社(しょうのみやしょうはちまんじんじゃ)が鎮座します。この神社には合計6基の庚申塔が祀られており、今回は5基目の庚申塔をご紹介します。 ↓下の図だと「庚申塔④」です。 場所:…

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(④/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県 行橋(ゆくはし)市の行事(ぎょうじ)という地区に、正ノ宮正八幡神社(しょうのみやしょうはちまんじんじゃ)が鎮座します。この神社には合計6基の庚申塔が祀られており、今回は4基目の庚申塔をご紹介します。 ↓下の図だと「庚申塔③」です。 参道脇…

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(③/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県 行橋(ゆくはし)市の行事(ぎょうじ)という地区に、正ノ宮正八幡神社(しょうのみやしょうはちまんじんじゃ)が鎮座します。この神社には合計6基の庚申塔が祀られており、今回は3基目の庚申塔をご紹介します。 下の図だと「庚申塔②」です。 ↓こちら…

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(②/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県 行橋(ゆくはし)市の行事(ぎょうじ)という地区に、正ノ宮正八幡神社(しょうのみやしょうはちまんじんじゃ)が鎮座します。この神社には合計6基の庚申塔が祀られており、前回の記事では、拝殿前にまつられる1基の庚申塔をご紹介しました参照。 今…

正ノ宮正八幡神社の境内に祀られる庚申塔(①/⑥) 福岡県行橋市行事

福岡県行橋(ゆくはし)市の行事という地区に、正ノ宮正八幡神社が鎮座しています。正ノ宮正八幡神社の参道脇と拝殿前に、合計6基の庚申塔が祀られていました。内訳は、参道脇に5基、拝殿前に1基です。 今回の記事では、拝殿前に祀られる1基の庚申塔をご紹介…

天神社の参道脇に祀られる三基の庚申塔 福岡県嘉麻市上西郷

福岡県嘉麻(かま)市の上西郷 久吉という地区に、天神社が鎮座します。この神社の参道脇で三基の庚申塔に出会うことができました。 地図で確認してみると、天神社は嘉穂中学校のすぐ北側に鎮座していることがわかります。民家の間を通って神社へと歩を進め…

六ヶ岳登山 福岡県宮若市龍徳

堀り開削のために犠牲となった『正人どん』 その遺構を訪ねる 福岡県嘉麻市上西郷

『一鍬堀り(ひとくわぼり)』という言い伝えが福岡県嘉麻市に残っています。これを知ったのは『遠賀川-流域の文化誌-(香月靖晴著)』P.281-282を読んでです。 『一鍬堀り(ひとくわぼり)』の概略 嘉麻市では1827年ごろ、遠賀川を境として東側に黒田藩、西…

川西(かわにし) 四国第41番札所に祀られる庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町別府

福岡県遠賀郡の別府(べふ)という地区に庚申塔がまつられていました。「馬頭岳登山道」の看板が掲げられた三叉路から西へ110m行った地点に公民館があり、公民館の山側に遠賀川 川西四国第41番札所が建てられています。札所の入口に庚申塔はまつられています…

千代丸交差点近くにまつられる庚申塔 福岡県遠賀郡岡垣町戸切

福岡県遠賀郡の戸切に「千代丸」という地区があります。千代丸交差点から南西85mの場所に庚申塔が祀られていました。 四国霊場のお堂が、庚申塔のすぐそばに建てられています。お堂の札に描かれている文字は剥がれているため、読み取れませんが、おそらく「…

防火水槽がある広場にまつられる二基の庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町新延本村

福岡県 鞍手(くらて)町の新延(にのぶ)という地区で、たまたま庚申塔がまつられているのを見つけました。新延の本村という地区で、県道55号線から西へむかうと下の写真のような三叉路があり、写真右奥へとすすむと、防火水槽がある広場に二基の庚申塔がま…

黒崎の巨大煙突撤去 福岡県北九州市八幡西区熊手

北九州市、八幡西区の黒崎にある”巨大煙突”の解体がはじまっていました。写真は2022年4月30日時点の状況です。完全になくなってしまう前に、写真に記録しておきたいなと思っていました。 場所:福岡県北九州市八幡西区熊手 座標値:33.868729,130.755665 赤…