福岡県宮若市
昔、筑豊地方の炭鉱では、繁栄と安全が祈願され、必ず神社が建てられていました。その神社は「山ノ神」と呼ばれました。 炭鉱は閉山となり、それら「山ノ神」神社は、だんだんとなくなっていきました。しかし2022年現在でも残っている神社があります。そのひ…
前回の記事『「貝島大之浦炭鉱跡」周辺にある貝島炭礦関連史跡』の続きを記していきます。 巨大な露天掘の炭鉱「大之浦炭鉱(おおのうらたんこう)」の、すぐ西側には「大之浦小学校」と「大之浦中学校」がありました。1974年~1978年に撮影された空中写真で…
「貝島炭礦株式会社」 創業者の貝島太助氏は、1885年(明治18年)に現・福岡県宮若市上大隈に「大之浦炭鉱」を開坑しました。大之浦炭鉱は、はじめからこの名前ではなく、多くの鉱山を合併して「大之浦炭鉱」という名に変更したそうです*1。大之浦炭鉱に合併…
『筑豊の近代化遺産』P.122-131を拝読して、福岡県宮若市にあった「貝島炭礦(かいじまたんこう)」関連の史跡を巡っています。炭鉱では必ず、「山の神」と呼ばれる神社を建てて、安全と繁栄を願ったといいます。炭鉱が閉山してから、これら山神社の多くはな…
八木山川沿いをはしる道路の脇に、庚申塔が祀られていました。 場所:福岡県宮若市宮田 座標値:33.7178368,130.6618488 正面に「庚申尊天」、裏側に「元禄五壬年建設 明治廿九年九月再建」と刻まれています。元禄五年は、西暦1692年と、比較的ふるい庚申塔…
場所:福岡県宮若市上大隈 座標値:33.722285,130.672329 碑面:猿田彦大神 建立年月:(確認できず)
場所:福岡県宮若市山口 座標値:33.7344565,130.5686836 曹洞宗 聖音山 円通院の駐車場にあるみごとなイチョウの樹です。 2021.11.28撮影
本殿に向かって左側に石塔や祠が祀られています。 ────────── 場所:福岡県宮若市磯光 座標値:33.7191163,130.6837695 謹請庚申尊天 □永五年 (文字が判読できず) ─────────── 場所:福岡県宮若市磯光 座標値:33.7191127,130.6837244 猿田彦大神 明治十九年(…
2021年5月23日(日)に、庚申塔をさがすために、宮若市小伏にある厳島神社を参拝いしました。厳島神社には庚申塔は祀られていませんでした。厳島神社は、緑にかこまれた「神域」という印象の小さな神社でした。参道入口には、鳥居はありません。Google mapに…
庚申塔をさがしに、宮若市小伏という地区にある「御前神社」へと足を運びました。2021年5月23日(日)のことです。この神社には庚申塔はありませんでしたが、とても雰囲気のよい神社でした。参道入口には鳥居はなく、細い路地が山にむかってのびているだけで…
福岡県宮若市にある山口八幡宮。深い杜のなかに鎮座しています。駐車場はありませんが、神社前の農道はひろく、道のわきにじゃまにならないよう車をとめ、参拝しました。 拝殿にむかって左手側に木製の祠と石祠などがまつられており、このなかに庚申塔が一基…
福岡県宮若市の原田神社に二基の庚申塔がまつられていました。どちらも興玉神(おきたまのかみ)ときざまれています。 拝殿にむかって右側の丘陵地に石祠と石塔が数基確認できます。 一番右側の庚申塔の情報は以下のとおりです。 碑面 碑面(建立年) 興玉神…
碑面 碑面(建立年) 庚申祠建立 元禄十丁丑天 八月吉日 建立年 干支 干支読み方 1697 丁丑 ひのとうし 場所 座標値 福岡県宮若市金生 33.7149582,130.6224213 田園と山との境目にまつられている、宮若市金生の白山神社。白山神社まえには広場があるので、こ…
碑面 碑面(建立年) 庚申尊天 寛保三年 亥 八月吉日 建立年 干支 干支読み方 1743 癸亥 みずのとい 場所 座標値 福岡県宮若市竹原 33.732182,130.615359 福岡県宮若市にある伊野神社境内に、一基、庚申塔がまつられていました。本殿の裏側にまわったところ…
碑面 碑面(建立年) 南無庚申尊天 元禄十丁丑天 四月吉日 建立年 干支 干支読み方 1697 丁丑 ひのとうし 場所 座標値 福岡県宮若市湯原 33.704550,130.600412 福岡県宮若市の谷という地区を車ではしっていると、道ばたに庚申塔がまつられているのを発見しま…
福岡県の宮若市、鞍手郡、直方市にまたがる六ヶ岳にのぼる途中で、何のために建てられたのかわからない建物があります。コンクリート製のその建物は、宮若市龍徳側の登山口からの登山道わきにあります。 場所:福岡県宮若市龍徳 座標値:33.73828,130.683505…
福岡県鞍手郡と宮若市とにまたがる標高338.9mの六ヶ岳(むつがたけ)。かるい登山にはちょうどよい山で、六つの峰のうちのひとつ、朝日岳にのぼっておりてくるまでに要する時間は2時間程度です。 六ヶ岳のメインの山頂である朝日岳への登山口は大きくわけて4…
2020年12月27日(日)に福岡県の鞍手町室木と宮若市龍徳にまたがる六ヶ岳にのぼりました。標高338.9mと低めの山で、六ヶ岳のひとつ峰である旭岳山頂からのながめはとても良いです。かるい運動量で、よいながめを堪能したい登山には最適の山です。 27日の登山…
福岡県宮若市の金丸という地区にある天満神社に、石祠などともとに、庚申塔が3基まつられていました。3基ともに猿田彦大神の文字庚申塔でした。 場所:福岡県宮若市金丸 座標値:33.734049,130.635299 天満神社本殿となる祠から近い順にご紹介したいと思いま…
前回の記事のつづきです。福岡県宮若市龍徳と鞍手郡鞍手町長谷にまたがる六ヶ岳(338.8m)にのぼった際の記録です。六ヶ岳の中腹にある六嶽神社上宮を目的地として、さらに羽衣の峰をめざし、それから長谷登山口へとおりていった行程を、今回はご紹介します…
前回の記事のつづきです。福岡県宮若市龍徳と鞍手郡鞍手町長谷にまたがる六ヶ岳(338.8m)にのぼった際の記録です。六ヶ岳の中腹にある六嶽神社上宮を目的地として、↓下の図のようなルートで、室木登山口からのぼりました。 地形図をみていただくと、六嶽神…
2020年9月20日(日)に、福岡県宮若市龍徳と鞍手町長谷にまたがる六ヶ岳へとのぼってきました。正確にいうと六ヶ岳中腹にある「六嶽神社の上宮」へとのぼってきました。 六嶽神社の本宮自体は、鞍手郡鞍手町の室木という地区にあります(座標値:33.756386,1…
2020年9月13日(日)に、福岡県鞍手郡・宮若市にまたがる六ヶ岳に登りました。目的は、六ヶ岳の中腹にあるという「六獄神社上宮」を参拝するためです。結論としては、六獄神社上宮に参拝することはできませんでした。 登山途中で天候が崩れたことと、上宮へ…
平地から空をみあげると空は澄みきっていましたが 山上からみると雲海が広がっていました。 撮影日時:2020年8月30日7:10 場所:福岡県宮若市龍徳 六ヶ岳山頂 座標値:33.748026,130.681380
場所:福岡県宮若市縁山畑 厳島神社境内 座標値:33.669104,130.585787 厳島神社の小さな境内に、どっしりと構える神木。樹の幹に木漏れ日が差します。薄暗い境内に差しこむ光が、さらに樹の神聖さを引き出す感じがします。
犬鳴ダム湖の周囲をはしっている道路わきに庚申塔が祀られていました。ダム湖周囲の庚申塔については、2019年に、たしか3基の庚申塔をご紹介しました。 https://www.ku-hibino.com/entry/2019/01/12/183608 https://www.ku-hibino.com/entry/2019/01/21/2219…
2020年6月30日の記事で、犬鳴ダムのさらに山奥にある史跡「犬鳴御別館跡」についてご紹介しました参照。福岡藩主をかくまうためのお城であったという内容の記事です。 この記事のなかで、犬鳴御別館のちかくには西山(鮎坂山)という標高644.5mの山があり、…
福岡県の宮若市に上有木という地区があります。この地区に靡(なびき)山という名前のめずらしい山があります。この山のふもとに靡神社があり、先日この神社を参拝しました。参拝したとき靡山の存在を知り、神社のご神体として靡山があがめられているのでは…
福岡県宮若市黒丸の清水寺というお寺の境内に、とても古いお墓の跡がのこされています。そのお墓は「古塚」とよばれています(参照:案内板)。その「古塚」のほぼ中央部分に↓下の写真のような巨大な板碑がたてられています。 場所:福岡県宮若市黒丸 座標値…