2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
『北九州市史(民俗)』のP664に、北九州市戸畑区の中原という地区に”五輪大善神と刻まれる二基の石塔がある”という情報が掲載されていました。五輪大善神という神さまを探しに戸畑区中原東へ行ってみました。 中原東地区を探してみましたが、五輪大善神らし…
福岡県朝倉市を車で通る機会があったので、朝倉市になにか珍しいものはないか調べてみました。朝倉市(福岡県)のホームページを拝読していると、志賀様の大楠(しかさまのおおくす)と呼ばれる巨木が、福岡県朝倉市の宮野という地区にあることが紹介されて…
2014年12月23日に、由布岳(ゆふだけ)で撮った写真です。雲海の向こう側に見えるのは九重連山です。 この写真を撮ってから、もう5年近く経過しています。由布岳へは、この時以来登っていません。大分県に住んでいたときは、仕事が休みの際、気軽に由布岳や…
2018年12月7日(金)に撮った写真です。2018年12月1日に、福岡県北九州市の若松区と戸畑区を結ぶ赤い大きな橋である「若戸大橋」の通行料が無料となりました。これと同時に、若戸大橋のライトアップがはじまりました。 ライトアップがはじまって間もない時期…
遠くから眺めると、巨大なテーブルのようにみえる山が大分県玖珠(くす)郡玖珠町にあります。この山は大岩扇山(おおがんせんざん)といいます。玖珠町には、山の上のほうが平らになっている「メサ」という特殊な地形が、3つあるそうです。 3つあるうちのひ…
福岡県北九州市の八幡東区祇園という地区に、仲宿(なかやど)八幡宮というお宮があります。この仲宿八幡宮に庚申塔が2基祀られていました。 八幡宮の正面の参道から境内へと入ります。二の鳥居をくぐって右側へ歩を進めます。稲荷神社の右隣りに2基の庚申塔…
『山の神さま・仏さま(ヤマケイ新書)』のKindle位置番号411/2592に、「紅葉狩り」についての名前の由来が紹介されていました。以前から、どうして山々の紅葉の美しさを楽しむことを「狩り」と表現するのか気になっていました。 同書によると、大きくふたつの…
『北九州市史(民俗)』のP536に、神仏信仰のひとつとして、小一郎神信仰というものがあることが紹介されています。小一郎神というのは、はじめて知る神さまの名前です。『北九州市史(民俗)』P536では…小倉南区下吉田に小一郎神と刻まれた碑石が現存してい…
1691年に、毛利吉就(もうり よしなり)によって建立された東光寺(山口県萩市)。東光寺の境内にある廟所(びょうしょ)には、毛利家代々の萩(はぎ)藩主が弔われています。そして藩主が弔われている墓所の前には、500基におよぶ石灯籠がならべられていま…
2019年9月16日(月)に、大分県玖珠(くす)郡玖珠町で撮った彼岸花です。時間は16時ごろ。やや日が傾きかけていました。深紅の彼岸花に、木漏れ日がスポットライトのようにあたった瞬間を撮ってみました。
大分県宇佐市の下高(しもたか)という地区に春日神社があります。その春日神社の鳥居に向かって、鳥居の左柱脇に庚申塔が祀られていました。 場所:大分県宇佐市大字下高 座標値:33.551412,131.313569 シンプルに「庚申塔」とのみ刻まれた自然石の庚申塔で…
大分県玖珠(くす)郡の九重(ここのえ)町は、大部分の土地が山林や原野に覆われています(参照:九重町HP)。そのため、標高の高い場所を早朝に車で走っていると、標高の低い場所ではなかなかみられないようなめずらしい景色に出会えることがあります。 ↓…
紅色の彼岸花以外にも、いろんな色の彼岸花があるのですね。白色、黄色、クリーム色(うすい黄色)、そして桃色。桃色のなかでも、チェリーピンク・アルビピンクなど、その色の濃さで、またいろんなバリエーションがあるようです。 場所:大分県玖珠郡玖珠町…
大分県の国東半島(くにさきはんとう)には、独特の様式をもった石塔婆(せきとうば)があります。塔婆(とうば)というのは故人や先祖を供養する、追善供養の目的で立てられる塔のことで(参照)、日本全国でみられるものです。 国東半島の塔婆(宝塔の一種…
2019年9月15日(日)時点。大分県宇佐市の院内(いんない)町では、たくさんの彼岸花が田んぼの畦(あぜ)などに咲いています。 国道沿いの道端でも、雑草の緑の中に紅色が映えているのをよく目にすることができます。 草花をぬらす朝露が朝日を反射し、キラ…
福岡県の北部を流れる大きな川として、遠賀川(おんががわ)があります。遠賀川の長さは60.7㎞、流域面積が1030平方km…と、九州のなかでは6番目に大きな川といわれています(参照:『遠賀川-流域の文化誌』P2) 遠賀川の源流は、福岡県の嘉麻市(かまし)に…
大分県宇佐市の上時枝(かみときえだ)という地区に大きな溜池があります。溜池がある場所の座標値は(33.546849,131.309581)です。この溜池の一区画には「大明神」さまが祀られる神社があります。その大明神が祀られる神社へと続く参道沿いに庚申塔が祀ら…
大分県国見町野田という地区の農道を車で走っていると、大きな石碑のすぐそばに、庚申塔が祀られていました。 一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛(しょうめんこんごう)像を主尊としています。童子や猿、鶏の像はみあたりませんでした。 場所:大分県国…
福岡県田川郡に、水神宮そばに湧く泌(たぎり)と呼ばれる泉があるといいます。情報源は『遠賀川-流域の文化誌』P198です。泌の周囲は田園が広がり、泌の西側へ100mほど行った場所にはスッポンの養殖場があります。田園の間を流れる水路を眺めてみても、流れ…
『国東半島の石造美術 (酒井冨蔵著)』を拝読していると、P132に「石塔」という項目で、地蔵菩薩が多数刻まれた巨大な石塔が、大分県国東市の報恩寺境内に祀られているという情報を得ることができました。 場所:大分県国東市武蔵町麻田 座標値:33.525138,13…
宇佐神宮の境内にある末社のひとつ「琴平神社」にある祠群です。2019年9月1日の記事でご紹介した「一生に一度だけ願いをかなえてくれるお地蔵様」を再訪した際に撮った写真です。 雨がぽつぽつと降っていたときに訪れました。傘をもっていなかったのですが、…
大分県豊後高田市の真玉(またま)という地区へ、庚申塔を探しに行ってみました。大分県の国東半島(くにさきはんとう)に多い、青面金剛(しょうめんこんごう)像が刻まれる庚申塔ではなく、文字のみが刻まれる文字塔を、今回は探してみました。 情報源は小…
福岡県嘉麻(かま)市に首渕(つぶろぶち)という場所があると知り行ってみることにしました。この渕のそばには、宝暦元年(1751年)に建てられた「市杵島姫命(いちきしまひめ)」が祀られる祠があるといいます。 その情報が得られたのは、『遠賀川-流域の…
こちらの美しい三重塔は、福岡県京都郡(みやこぐん)の国分寺跡に建てられた塔です。「豊前国分寺 三重塔」です。この塔の2階部分に「かに座」や「いて座」などの星座に関する彫刻が施されているといいます。でもどうして三重塔に星座が刻まれているのでし…
2019年9月7日(土)5時50分ごろ。ほんの30分程度でしたが、ドラマチックな景色が広がっていました。 写真加工なしで、見たままの景色です。台風が運んできたモクモクした雲に、昇ってきた橙色の朝日があたります。雲で反射された光が周囲を、また、橙色に染…
『大分県の青面金剛・庚申塔』というサイトを参考にして、2019年8月31日(日)に大分県宇佐市域の庚申塔を探しに行ってみました。その中のひとつに、「六地蔵幢(ろくじぞうとう)」のかたちをとっている珍しい庚申塔があるということで、探してみました(参…
大分県宇佐市の南宇佐にある宇佐神宮。全国の八幡宮の総本宮です。宇佐神宮の西参道に呉橋(くれはし)という朱塗りの美しい形をした橋があります。宇佐市と豊後高田市の市境を流れる寄藻川(よりもがわ)に架かる橋です。 朝廷から派遣された使いが、この橋…
福岡県のみやこ町犀川(さいがわ)にある木井(きい)神社。この神社の拝殿天井にたくさんの絵が飾られていました。藤や牡丹の花が描かれていたり、鶴や牛などの動物が描かれていたり、絵はバラエティーに富んでいます。なかには、漫画ちっくな猫の絵も飾ら…
「木井(きい)神社のイチイガシ」を探しに、木井神社へ足をはこんだときに、境内に庚申塔をみつけました。 場所:福岡県京都郡みやこ町犀川木井馬場 座標値:33.626709,130.960222 木井神社の参道となる階段前に鳥居があります。鳥居に向かって左手側へ数m…
福岡県各所の史跡を、仕事の休日を利用して巡っています。2019年9月1日(日)に、福岡県京都郡みやこ町へ足を運んだ際、京都郡にどういう史跡があるのか、「歴史民俗博物館」へいって調べることにしました。 みやこ町の歴史民俗博物館(福岡県京都郡みやこ町…