日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

一猿一鶏をしたがえる青面金剛の庚申塔 大分県蕨野(わらびの)

場所:大分県大分市岡川蕨野(わらびの)

座標値:33.171115,131.587960

以前にご紹介した記事(三猿だけが刻まれるめずらしい庚申塔 大分県大分市蕨野(わらびの))でご紹介した庚申塔を探した帰り道のこと。もうひとつ偶然にも、もう一基庚申塔を見つけることができました。

 

その庚申塔は「三猿だけが刻まれる庚申塔」が祀られていた日枝神社から北へ320mほどの場所にありました。↓下の写真のように信号のない小さな交差点の一角に、石の祠のなかに祀られていました。

一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛像が主尊で、青面金剛の両脇には二童子が刻まれています。おそなえされている花で見えにくくなっていますが、青面金剛の足元には一羽の鶏と一匹の猿が横向に刻まれています。鶏と猿はおたがい向き合っています。

↓庚申塔に向かって右側面には「明和二」という文字が見えます。庚申塔の側面と、祠の壁との距離が近かったのではっきりと確認することができなかったのですが、おそらく「明和二 乙酉 天」と刻まれていると考えられます。「乙酉」は明和二年の干支である「きのととり」です。

↓庚申塔に向かって左側面には「月吉日 願主 八平」と刻まれているようです。「〇月」の部分は石が欠けているので、確認することができませんでした。

造形がはっきりとしており、細部まで細かく像が刻まれた庚申塔だと感じました。