福岡県北九州市
福岡県北九州市若松区小石に惣牟田(そうむた)という地区があります。惣牟田と呼ばれる地区には、周囲の町並みとは異質な景観がひろがっています。中世のころから、ほとんど変わっていないような、田園がひろがる景色です。 国土地理院地図の空中写真で、集…
北九州市小倉南区の長野本町に若宮八幡神社があり、神社の鳥居よこに二基の石塔がまつられています。そのうちひとつは、「猿田彦大神」ときざまれているのがわかりますが、もうひとつの三角形の石塔は、文字が確認できませんでした。 場所:福岡県北九州市小…
北九州市小倉南区の天疫神社境内に庚申塔と思われる石塔が、祠におさめられ、まつられていました。 場所:福岡県北九州市小倉南区田原 座標値:33.825907,130.931853 祠のなかには二基の石塔がおさめられていて、ほとんど、表面にきざまれている文字は読み取…
福岡県北九州市をながれる板櫃川(いたびつがわ)。板櫃川に、「庚申橋」という橋が架かっています。自動車は渡ることができない小さな橋です。 この庚申橋のすぐ近くに庚申塔が祀られていました。 場所:福岡県北九州市小倉北区上到津 座標値:33.8759136,1…
開催期間 令和3年12月3日(金曜日)から 令和4年2月14日(月曜日) 点灯時間 17時半から22時 場所 戸畑区役所観覧席部分 (福岡県北九州市戸畑区千防1丁目1-1) 浅生1号公園 (戸畑区新池1丁目1)
2022年1月4日の記事でご紹介した『関門トンネル関連施設『試掘坑道竪坑』』をたずねた後、すぐ近くにある大里精糖所(だいりせいとうじょ)を訪ねました。小森江駅から眺めると巨大な煙突とともにそびえるレンガ造りの工場が印象的です。 場所:福岡県北九州…
北九州市門司区に、JR鹿児島本線の小森江駅があります。この小森江駅の東側に広い有料パーキングがあり、この敷地内に「かまぼこ」状の不思議なコンクリート製の建物が建っています。この建物は関門海峡をまたいだ、本州と九州とを結ぶ関門トンネル関連施設…
福岡県北九州市の八幡東区から戸畑区にかけて、八幡製鉄所がつくった製鉄所専用の鉄道があります。国土地理院地図では「日本製鉄専用線」と記されていますが、通称「くろがね線」と呼ばれています。 くろがね線のおおよそのルート 「くろがね線」の一区画に…
今回の記事は、『北九州の近代化遺産(北九州地域史研究会編)』P.160-161を、主に参照させていただきました。北九州市の戸畑区にある日本水産の事務所棟を訪ねました。2021年時点では、85年の歴史をもつ建物です。この建物にどのような歴史があるのか調べて…
製鉄所での鉄鋼の生産には大量の水が必要といわれます。北九州市八幡製鉄所の操業が開始された当時、鋼鉄1トンの生産には200トン以上の水が必要といわれていました。そのため八幡製鉄所では創業当時から鉄鋼生産に必要な水の確保へ注力し、製鉄所構内だけに…
河内貯水池の周辺を散策していると、不思議な建物をみつけることができました。弁室(べんしつ)とよばれるものと考えられます。弁室という建物がどのような機能をもっていたのかは、わたしは詳しくないのでわかりません。憶測ですが、河内貯水池から落ちて…
江戸時代、「豊前国」と「筑前国」の境に、小倉藩と福岡藩によって建てられた国境石が多数ありました。2021年現在では13基が残っているそうです。 13基の国境石のうち、国境紛争の多発地帯であった田代(たしろ)地区…福岡県北九州市八幡東区…に残されている…
福岡県北九州市の小倉北区の南側に、城野(じょうの)という地区があります。JR日田彦山線の「城野駅」の北東部に、新興住宅街がつくられています。2021年現在では、もうほとんどの土地に新しい住宅が建てられ、美しい街となっています。 この場所はむかし、…
恵比須講の概要 Wikipediaでは「えびす講(えびすこう)」は、秋の季語とも説明されており、おもに10月20日ないし11月20日に催される祭礼とされています。 十日えびすとして1月10日や1月15日とその前後などに行うこともある参照。 恵比須講は蛭子講とも書き…
2022年に30周年となるグリーンパーク 2021年12月12日の日曜日、北九州市のグリーンパークにいってきました。 場所:福岡県北九州市若松区竹並1006 グリーンパーク北ゲート駐車場:Google map 2022年にグリーンパークは30周年となります。グリーンパーク敷地…
これまで訪ねた戦争に関する遺跡が、いつの時代のものなのか気になりました。そこで小倉や八幡、福津など、訪ねてきた戦争に関する史跡がどの時代に関連するものなのか、小倉地区を中心にまとめてみました。 主に、参考にさせていただいた史料は『福岡県の戦…
福岡県北九州市の若松区と戸畑区との間には、洞海湾(どうかいわん)と呼ばれる細長い湾があります。湾の入口から湾のいちばん奥までを地形図で計測すると、およそ10㎞のながさになります。この洞海湾には、若松区-戸畑区間で「若戸渡船」が運航されています…
『北九州歴史散歩 豊前編(北九州市の文化財を守る会編)』P.120に、小倉南区にかつてあった軍の病院のことが紹介されています。病院の名前は小倉陸軍病院で、のちに小倉衛戍(えいじゅ)病院に改称されます。現在は小倉医療センターとなっています。小倉医…
場所:福岡県北九州市若松区小竹 白山神社
史料.頂吉P.54の地図に「鱒(マス)の養殖場」とあり、むかしの魚養殖場跡のようです。 場所:福岡県北九州市小倉南区頂吉 座標値:33.7401330,130.8415840
福岡県北九州市若松区と戸畑区をむすぶつり橋である若戸大橋。2021年11月19日に国の重要文化財に内定したそうです(参照:国重文に若戸大橋 国内初の海を渡るつり橋、高度成長期に完成-朝日新聞デジタル 2021年11月20日-)。以下の写真は若松区内の本町や浜…
場所:福岡県北九州市小倉南区頂吉 座標値:33.7407025,130.8441806
福岡県北九州市の小倉北区に炭坑があったという情報を得て、どこにどんな炭鉱があったのか下調べをしてみます。小倉の炭坑は、そのままの名前で小倉炭鉱というそうです。参照史料は以下のとおりです。 ①ひろば 北九州 2009年4月号 No.274 ②小倉炭鉱発掘記 ど…
福岡県北九州市小倉北区 上到津(かみいとうづ)にある「到津の森公園」。木の陰になっていた場所に、光がさしこみ、ミーアキャットにスポットがあたりました。
福岡県北九州市小倉南区の南端に位置する「頂吉(かぐめよし)」という地区。めずらしい地名をしています。この地名の由来が『北九州市文化財調査報告書〈第10集〉頂吉(かぐめよし) (1972年)』P.1-2に記されています。 ここでは頂吉という名前の由来について…
福岡県北九州市小倉南区にある鱒淵(ますぶち)ダムにしずんだ村があるといいます。鱒淵ダムは1974年に完成した紫川上流にあたるダムです参照。 場所:福岡県北九州市小倉南区道原 座標値:33.762009,130.838968 現在、水がはられている谷部分に、昔、25戸の…
北九州市に3つ、日本化薬関連の工場があったそうです。到津(いとうづ)にあった工場は導火線を製造、折尾にあった工場は雷管(らいかん)を製造していたとのことです。3つの工場のおおまかな場所は以下のとおりです。 ①導火線 小倉工場(仮の名称) 推定場…
「日本化薬」という会社の前身である「日本火薬製造株式会社」に勤められていたというかたから、会社勤務当時のお話をきく機会がありました。 詳細な史料が手元にないため、以下記載していくことに一部間違いがあるかもしれませんがご了承ください。 「日本…
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