福岡県北九州市
北九州市八幡西区黒崎の岡田神社境内に庚申塔がまつられているという情報を得ていってみることにしました(参照:北九州市まちかど探検-八幡西区黒崎・熊西地区)。岡田神社は黒崎の街のなかに鎮座しています。岡田神社は車通りと人通りのとても多い「山手通…
廣幡(ひろはた)八幡宮の境内に1基の庚申塔がまつられているという情報を得て、訪ねてみることにしました。参考にさせていただいたのは、「北九州市まちかど探検-八幡西区香月地区-」です。 場所:福岡県北九州市八幡西区楠橋上方 座標値:33.7948373812120…
長崎街道の一部である、黒崎宿(くろさきしゅく)から北九州市八幡東区の西本町あたりまで散策した記事のつづきをかいてゆきます。 今回の記事では、北九州市八幡東区前田三丁目あたりから、北九州市八幡東区の西本町までの行程をご紹介します。 地図で示す…
長崎街道の一部である、黒崎宿(くろさきしゅく)から北九州市八幡東区の西本町あたりまで散策した記事のつづきをかいてゆきます。今回の記事でご紹介するのは下の地図で黄色く示した箇所です。赤い線は長崎街道を示しています。今回の記事では、まずは春日…
長崎街道の一部である、黒崎宿(くろさきしゅく)から北九州市八幡東区の西本町あたりまで散策した記事をかいています。前回の記事では、黒崎宿の西のはずれにある「乱橋」から、黒崎宿の中央部ふきんにあったといわれる「なかばし川」ふきんまでの様子をご…
故郷である福岡県にもどってきてから、福岡県の史跡巡りをはじめて5年ほど経ちました。これまでの史跡巡りでは、史料やネット上の情報を拝読し、いってみたいと思った場所を手当たりしだいに訪れていました。そうしていくと、だんだん行きたいと思う場所が少…
福岡県北九州市若松区浜町という地区に「恵比須神社」があり、ここで毎年1月、4月、12月に「えびす祭り」が開かれています。2021年4月2日(金)~2021年4月4日(日)も例年のように祭りがひらかれていました(えびす祭りの開催日時の詳細は北九州市ホームペ…
北九州市八幡西区の楠橋(くすばし)南に、ちいさな「愛宕(あたご)神社」という社が鎮座しています。愛宕神社の総本社は京都市にあり、防火の神さまを祀る神社として知られています参照。ここ、楠橋南の愛宕神社も、防火の願いがこめられて建立された社と…
『北九州市まちかど探検』の「八幡西区木屋瀬・楠橋地区」の史跡を参照させていただき、八幡西区の楠橋(くすばし)東地区に庚申塔(こうしんとう)をたずねました。 2021年3月28日(月)に訪ねた際は、公民館敷地内の桜がみごとに満開でした。 公民館敷地の…
北九州市の「日峯神社(ひのみねじんじゃ)」境内に庚申塔がまつられていました。神社の拝殿へとつづく参道の右側脇に3基の祠とともに石塔がまつられています。 場所:福岡県北九州市八幡西区浅川日の峯 座標値:33.879344,130.698715 石塔の正面には「庚申…
北九州福岡県北九州市八幡西区の黒崎に、1891年(明治24年)、九州鉄道のひとつの駅として黒崎駅が開業しました参照。開業当時、黒崎駅周辺はまだ田んぼが広がるのどかな場所でした。そのため黒崎駅利用者は少なく、駅周辺もさびしかったそうです(参照:『…
日本ではじめて立体交差駅ができたという珍しい歴史をもつ折尾駅(おりおえき)。2021年(令和3年)1月3日に、JR折尾駅の新駅舎が開業しました。折尾駅をふくむ折尾地区周辺において大規模な整備が、2006年(平成18年)からおこなわれています。この整備は20…
福岡県で西暦1700年~1970年代の間、主要なエネルギー資源として、さかんに石炭が掘り出されていました。特に、田川や飯塚など、福岡県のなかではやや中央寄りに位置する地域での石炭産出がしられています。いっぽうで、福岡県の北側である北九州市域でも、…
福岡県北九州市八幡西区の堀川町という場所に、折尾(おりお)駅があります。この駅は複雑な歴史をもった駅で、とても興味深かったので、その歴史を記事にしてみたいと思い焦点をあてました。 どのように複雑なのかというと、 ①2つの鉄道会社の駅が立体交差…
福岡県北九州市若松区の歴史について、地元のかたに聞いていると、いままでわたしの知らなかったことがたくさんでてきます。今回ご紹介する『若松市営 電気軌道』もそのひとつです。 石炭の需要がなくなった2021年現在では、若松地域の繁栄は面影をのこすの…
江戸時代に、もと庄屋の石原宗祐氏によってつくられた猿喰(さるはみ)新田。上の写真は猿喰新田の西側端にある歩道橋です。小さな鉄製の橋ですが、看板に刻まれた「1987年」の文字に歴史の重みを感じさせてくれます。ボロボロになりながらも34年間、用水路に…
いまから59年前(1962年)に開通した北九州市を象徴する橋です。真っ赤に塗られた鉄板表面には無数の鋲(びょう)が打ち込まれています。ライトアップにより、その無数の鋲が明瞭に浮かび上がります。
福岡県の北九州市、直方市、田川郡にまたがる福智山にのぼったときの写真です。真っ暗闇の登山道は、ちょっとした物音にも、ビクビクですが、夜が明けてまわりの様子がみえてくるとホッとしてきます。
場所:福岡県北九州市若松区本町 座標値:33.9034112,130.8143683 『北九州の史跡探訪(北九州史跡同好会)』p.115に、"どんだ恵比須"という史跡が紹介されています。"どんだ恵比須"さまは、現在ある若松恵比須神社の元祖であると、じもとのかたに言われている…
野面(のぶ)古墳まえにまつられる馬頭観音さまです。 場所:福岡県北九州市八幡西区野面2丁目 座標値:33.7821592,130.7385898 周囲には他にも、日切観音、子安観音、不動明王などふるい石仏がまつられます。野面集落各所にまつられていた石仏がここに集めら…
北九州市八幡西区の野面(のぶ)2丁目に、むかし学校があったという場所があります。その情報が掲載されていたのが、いつもお世話になっている『北九州歴史散歩 筑前編』のP.125です。 場所:福岡県北九州市八幡西区野面 座標値:33.782349,130.739028 実は…
福岡県北九州市の洞海湾(どうかいわん)にかつて中ノ島という小島がありました。現在でいうと若戸大橋の中央部下あたりです。 大型船航行が活発になるにつれ、とうとう島は削られることになりました。昭和14年10月から昭和15年12月の工事で、島は完全になく…
2020年12月31日、福岡県北九州市小倉南区・直方市・田川郡にまたがる福智山(ふくちやま:900.6m)にのぼりました。経路は上野登山口-上野越ルートです。 31日時点での山頂付近の積雪は約3㎝です。下山する際にはつもった雪で滑ることがおおかったために、軽…
福岡県北九州市の若松区に、小石観音寺というお寺があります。お寺の外観はとてもきれいで、比較的あたらしい寺院のようにみえます。しかし、このお寺の歴史はふるくて、1185年(寿永4年)にはじめ建てられたとされています。 1185年の壇ノ浦の戦いでやぶれ…
福岡県北九州市の八幡西区に「畑貯水池」とよばれる大きな溜池があります。貯水池といっても見た目はダムです。 戦前、八幡市にたくさんの工場がつくられはじめ、工場につとめる人々が八幡市に集中して住むようになりました。工場用水と、住民用の飲料水を確…
前回の記事では、北九州市若松区の石峰山に残る「電波標定機基礎」のことについてご紹介しました。今回の記事では、電波標定機基礎がある地点から南南東へ約400mいった場所にのこる「七糎(センチ)高射砲陣地跡」についてご紹介します。 おおよその位置を、…
福岡県北九州市若松区に標高302.5mの石峰山(いしみねやま)があります。その石峰山山頂から西北西へ約720mいった地点に、これまた標高233mほどの、ちいさな峰があります。下の地形図で示すと地点①の場所です。 この地点①に、電波標定機…つまり火器をさがし…
以前から『北九州歴史散歩』の「豊前編」を拝読しながら、北九州市の史跡をめぐっていました。わたしの趣味にどはまりの書籍で、ここしばらくお世話になっておりました。 2020年12月5日に『北九州歴史散歩 筑前編(北九州市の文化財を守る会編)』が発行され…
前回の記事にひきつづき、福岡県北九州市小倉北区に、江戸時代からのこっている道沿いに祀られている庚申塔のことについてかいていきたいと思います。今回の記事で、このシリーズは最後です。 小倉北区の三萩野(みはぎの)という地区のちかくに、江戸時代か…
福岡県北九州市の小倉北区に三萩野(みはぎの)という場所があります。この場所ふきんには江戸時代に集落があり、その集落の中央部を細い道がとおっていました。その細い道は現在(2020年)も残っています。 上の写真が江戸時代から残っている道で、やはり昔…