日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

夜叉(やしゃ)が刻まれた庚申塔 大分県豊後高田市夷(えびす)

古いお寺跡に残されたちいさな石造り仁王像」というタイトルで、前回、ご紹介した記事。この記事では渓口庵(けいこうあん)というお寺跡へ行きました。行った目的は仁王像に会うためでしたが、たまたま庚申塔(こうしんとう)も見つけることができました。仁王像があった場所から、さらに林道に沿って数m南下した場所に庚申塔は祀られています。

 

林道に沿って歩いていると、右側の斜面の林のなかに庚申塔をみつけることができました。庚申塔を近くでみるためには、小さな樹々をかきわけ、斜面をよじ登る必要がありました。

場所:大分県豊後高田市夷

座標値:33.623239,131.542559

 

一面六臂(いちめんろっぴ:1つの顔に6つの腕)の青面金剛が主尊。二童子、二鶏、三猿が刻まれます。あまり見慣れない像が青面金剛の足元正面に刻まれています。その像は、からだの正面で剣のようなものを両手で把持し、地に剣をつきたてているようにみえます。

 

この像はなんなのでしょう?小林幸弘氏の運営する「国東半島の庚申塔」を参考にさせていただきます。 「香々地町庚申塔所在地一覧」の25番に、この庚申塔が紹介されています。それによると剣を把持した像は夜叉のようです。

 

また、わたしは確認できなかったのですが、庚申塔には建立年月も刻まれていたようで、宝永七年…つまり西暦1710年に造られたそうです。思わぬ出会いでした。