「大分県の青面金剛・庚申塔」というサイトを拝見し、大分県宇佐市の庚申塔をさがしにゆきました。
参照:http://5.travel-way.net/~niemon/ooita/ooitasyomen.html
場所は宇佐市院内(いんない)町の西椎屋(にししいや)という地区です。この地区に西椎屋神社があります。
西椎屋神社は集落を見下ろせる高台にあるのですが、この神社の参道脇の岩の上に庚申塔が祀られていました。
場所:大分県宇佐市院内町西椎屋
座標値:33.370417,131.262545
庚申塔には「猿田彦命」とのみ刻まれ、建立年月などの他の文字は刻まれていませんでした。「猿田彦命」の文字の上方両側に「〇」印が刻まれていました。
この庚申塔の特徴は、右上から左下にかけてヒビがはいっていることです。もしかしたら完全に割れてしまっていたのかもしれません。しかし、このヒビ部分を補強するかたちで、2本の針金が庚申塔に巻かれていました。
側面から写した写真です↑ この角度から庚申塔をみると、「〇」印の一方に赤い着色が確認できます。