大分県国見町野田という地区の農道を車で走っていると、大きな石碑のすぐそばに、庚申塔が祀られていました。
一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛(しょうめんこんごう)像を主尊としています。童子や猿、鶏の像はみあたりませんでした。
場所:大分県国東市国見町野田
座標値:33.644470,131.589630
庚申塔に向かって右側面に「享保三□天十二月□」と刻まれているのが確認できます。享保三年は1718年です。干支(かんし)は戊戌(つちのえいぬ)です。
一方、左側面にはなにも文字は刻まれていないようでした。
庚申塔の表面はかなり風化してしまい、青面金剛の細かい部分はボロボロとなり見えにくくなってしまっています。