日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

多数の紙とうろうが幻想的 「中津城あかり 2019」 大分県中津市二ノ丁

先日、大分県に用事があった際、帰宅中に中津市に寄りました。中津市に寄った理由は、中津城で「豊前の国 観月 中津城あかり」というイベントが開催されていたためです。

場所:大分県中津市二ノ丁 中津城敷地内

座標値:33.607021,131.186853

 

大分県中津市公式観光サイト」では以下のように、このイベントの紹介が行なわれています。

 

中津城のたもとに、色とりどりの紙とうろうが並び、静かに揺らぐろうそくの光で幻想的な世界が広がります。中津城の天守閣からは、紙とうろうで描いた文字や地上絵を見下ろすことが出来ます。

 

2019年は10月12日(土)から10月14日(月)まで開催されていたようです。わたしたちが、このイベントに行った日にちは、10月13日(日)でした。

 

紙とうろうの数はかぞえきれいないほど。天守閣の前の広場にはもちろん、中津城を囲む薬研堀の周囲にも、天守閣へと続く道の両脇にも、天守閣と山国川との間の土手にも、たくさんの紙とうろうが配置されていました。

 

薬研堀の周囲に配置されている紙とうろうは、地上絵となっており、天守閣から見おろすと何かの絵柄となっているのがわかるのでしょう。しかし私たちは天守閣まではのぼらなかったので、地上絵は未確認です。

中津城の北東にある「中津城二の丸公園」では、ステージイベントが開催されており、露店も多数設置されていました。とてもにぎやかでした。

 

大分県中津市公式観光サイト」を少し詳しく調べてみると、2017年も2018年も、この「豊前の国 観月 中津城あかり」は開催されていたようです。毎年10月ごろ(17時~21時すぎ)に開催されるイベントなのですね。

 

中津城周辺の駐車場は満車で、周辺は住宅街で路駐もできないので、駐車は苦労します。会場から少し離れた場所に駐車し、歩いて会場まで行く必要があります。

 

とても美しい景色をみせていただきました。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑨/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

筑前御殿神楽 最後の記事となります。最後の記事では、北九州市内で唯一、戸脇神社だけで残る「湯立神楽(ゆたてかぐら)」のご紹介を行ないます。湯立神楽は、お湯が沸く湯釜のまわりで舞われ、水と火のご縁をいただくという神楽で、祈りと感謝の意味合いが含まれています(参照:パンフレット)

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湯立神楽の流れは以下のようになります。

 

・舞人が弓の舞を舞う

・湯釜のまわりで紙垂(しで)を持つ舞人が祈る

・紙垂から榊(さかき)へ持ち変える

・榊を湯釜の湯につけ、周囲に湯を撒き、清める

・湯釜の下に燃える炭火の上を裸足で渡る

 

こちら↓の写真は弓の舞を舞っているところです。

約5分ほどの舞です。舞というよりも神前で祈りをささげることを主目的としているような印象です。何本かの矢も放たれます。

 

弓の舞が舞われると、湯立神楽がはじまります↓ 紙垂(しで)のついた棒を手にもった舞人が現れ、湯釜の周りで祈り、歩きまわります。いったん、神殿の前まで移動し、頭をさげ祈りをささげます。

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その後は、舞人は紙垂のついた棒から榊(さかき)に持ち変えます↓ 榊を湯につけ後方へ湯を飛ばします。これは周囲を清める意味を持つのでしょうか。

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湯により周囲を清め終わると、舞人は裸足のまま、燃えている炭火を蹴散らしながら湯釜の下を通ります。

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最後に、舞人は両手に持っていた榊を湯釜の中に奉納し湯立神楽が終了します↓

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湯立神楽自体は15分ほどで終了し、筑前御殿神楽全体が終了したのは、21時10分くらいでした。19時から筑前御殿神楽がはじまったので、全体を通じて2時間10分ほどの神楽でした。神楽を最初から最後まで拝観したのは、わたしにとって、これがはじめての機会でした。とても有意義な時間を過ごせました。

北九州市内で行なわれる「筑前御殿神楽」の情報はこちらのサイト(日峯神社HP)で紹介されています。北九州市内では、戸脇神社以外でも、9カ所の神社で筑前御殿神楽が舞われるようです。

 

今回の記事が投稿される時点(2019年10月22日)では、もう、2019年度の北九州市内の筑前御殿神楽はすべて終了しています。来年以降の神楽開催日時の情報が、日峯神社HPで更新されると考えられるので、ご参照ください。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑧/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

今回の記事では面神楽(めんかぐら)の最後の舞である、「事代主(ことしろぬし)の神の舞」をご紹介します。事代主は、大黒様(大国主命)の子どもです。

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事代主の神の舞は、「鯛釣り面」という別名でも呼ばれるそうです。事代主は、海の幸を与えてくれる神様です。釣り竿を持ち、神殿のお供え物を観客にわけてくれます(参照:パンフレット)。

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事代主はニコニコとした表情をしており、右手に扇、左肩に釣り竿をかついで登場します。そして、舞の途中から釣り竿を鈴に変え、優雅に舞います。

事代主の舞のみどころは、舞のあとに行われるお供え物を観客に分けてくれるところです。釣り竿の先にスルメをつけて観客にむけて投げます。たくさんのかたが、我先にお供え物へと飛びつきます。

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これまで、比較的静かな境内はいっきに沸き立ちます。乾物や、野菜、果物、餅、お酒(お酒の名前が書かれた札)などが室内にばら撒かれます。餅は手のひらサイズのものから、こんな巨大な鏡もちサイズものまで投げられます。

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写真では、事代主の目線とは違う方向へ、巨大な餅が舞っています。こんなフェイントまで事代主は行なってきますので注意が必要です。お供え物が舞うたびに、場内からは歓声や笑い声がおきます。とてもにぎやかです。

 

終盤にかかると想像以上の数のお供え物が撒かれます。わたしは、お供え物をとらずに傍観する気でした。しかし、とる気がないわたしのもとにも、たびたびお供え物が飛んできて、結果、餅やミカンやお菓子をいただくことができました。

 

神主様がたは、場内で取りはぐれがないよう配慮して投げてくれているようです。場内くまなくお供え物がいきわたりました。

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「事代主の神の舞」が終わり、面神楽も終了となりました。ここから、みなさんは「湯立神楽(ゆたてかぐら)」見物のために社殿の外へ出てゆきます。面神楽終了時点では、観客はざっと60人ほどおられたと思います。社殿にはいりきらず、屋外から見物される方々もおられました。

 

ふだんは人気のない小さな神社に、こんなに人が集まるとは思いませんでした。

 

次回の記事は、筑前御殿神楽さいごの「湯立神楽」のご紹介を行ないます。湯立神楽が残っているのは珍しく、北九州市内では、ここ戸脇神社のみなのだそうです(参照)。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑦/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

今回の記事では面神楽(めんかぐら)の、「手力雄(たじからお)の命(みこと)の舞」をご紹介します。

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手力雄の命は、アマテラス大神が天の岩屋に隠れたとき、岩屋戸を開き、その手を取って引き出した力自慢の神様です。

 

その様子を舞に舞ったのが「手力雄の命の舞」です。かいつまんで、その物語を書くと以下のようになります(参照

 

・アマテラス大神の弟であるスサノヲの命(みこと)が悪業を重ねていた

・アマテラス大神が天の岩屋に隠れた

・早く岩屋から外へでてもらうために、神々が岩屋の外でにぎやかな宴をもよおした

・アマテラス大神が気になって岩戸を少し開けた

・少し開けたところ手力雄の命が戸をこじあけ、大神を引き出した

 

↓こちらの赤い顔の神様が手力雄の命です。

登場して間もないときは、右手に扇子を持っています。しかしあとで、両手には別の神具が把持されます。細い棒の先にワサワサとしたものがついているこの神具は、たいまつを意味し、岩戸にすき間がないか探していることを表現しているそうです(参照:パンフレット)

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力自慢の神様らしく、全身をつかった力強い舞を舞います。この両手のたいまつは、舞の終盤にひとつひとつ観客のほうへ投げられます。観客は飛んできた たいまつ を我先に取り合います。

手力雄の命が後ろを向いたとき、たいまつが飛んでくるチャンスです。

約7分間の舞でした。

 

次回は、面神楽の最後である「事代主(ことしろぬし)の神の舞」をご紹介します。事代主は、あの大黒様(大国主命)の子どもです。

 

室内での神楽は、「事代主の神の舞」が最後となります。そして面神楽最後には、餅や乾物、農作物などのお供え物が観客へとばら撒かれます。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑥/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

今回の記事では面神楽(めんかぐら)の、「前駆(ぜんく)の神、天(あま)の鈿命(うずめのみこと)、猿田彦の神の舞」をご紹介します。

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舞の名前が長いので、少し整理してみます。この舞には3人の神様が登場します。

 

・前駆(ぜんく)の神

・天(あま)の鈿命(うずめのみこと)

・猿田彦命(さるたひこのみこと)

 

前回の記事で…

 

・武神である「鹿島(かしま)の神」と、先に地上を治めていた「大汝(おおなむじ)の神」とが戦った

 

・鹿島の神が勝ち、大汝の神は地上を譲ることとなった

 

という物語をご紹介しました。

 

鹿島の神は、勝利して地上を手に入れた旨を、天上のアマテラス大神へ報告しに戻りました。すると、天の神様 御一行は地上へと降りることとなりました。一番はじめに地上へ降りる神様が、天(あま)の鈿命(うずめのみこと)です。

 

一番はじめに地上へ降りる目的は、「つゆはらい(※1)」をするためです(参照:パンフレット)。

 

※1.「つゆはらい」とは、貴人や神霊などといった高貴な者を先導すること、またはその先導する人のことである。 転じて、何事かを最初に行う行為のこともさす(参照

 

天の鈿命が地上へ降りるということを、地上にいた「前駆(ぜんく)の神」が知り、これは大変だ、と地上の不浄のものをはらいのけることとなりました。前駆の神は、腰が曲がり白い髭が生えた、年をとった神様のようです↓ 両手に紙垂(しで)のついた棒を持ち、この棒で地上の不浄を払っているようです。

前駆の神は会場じゅうを歩き回り、ときどき小さな子どもの前でコミカルな動きをします。会場のかたがたの笑いをさそいます。前駆の神が不浄をはらいのけている矢先に、天の鈿命が現れます。天の鈿命は、女性の神様らしく、桃色の上衣を着て、頭に美しい冠を乗せています。右手に扇子、左手は榊(さかき)を持っています。

天の鈿命が登場して、しばらくは、前駆の神はおなじ舞台で舞いを舞います。しかし、天の鈿の登場から5分ほどで、前駆の神は舞台から退散します。

前駆の神が退散してからは、天の鈿命ひとりの舞の時間となります。手の持ち物は、鈴と紙垂(しで)がついた棒に変わります↓

 天(あま)の鈿命(うずめのみこと)が天から降りてくると、天と地のあいだに、猿田彦命(さるたひこのみこと)が立つこととなります。

 

天の鈿命が登場してから、約15分後に、ついに猿田彦命が登場します。

 

猿田彦命は天の鈿命の道案内をします。わたしが、福岡県でよく目にする庚申塔(こうしんとう)には、猿田彦大神の名が刻まれています。猿田彦大神は道案内をするという神話の中での役割から、道祖神としての役割も持っています。

 いつもは石塔でしかお目にかかれない神様が、実際に神楽のなかで舞われているのを見るのは感動的です。

 

猿田彦命の舞は、大きく、比較的ゆっくりとした舞です。はじめは天の鈿命と一緒に舞い、お互いにけん制しあうような動作がみられます。これがどのような意味を持つのか、わかりませんでした。

その後は、猿田彦命のみの舞となります。猿田彦命が登場し、退場するまで10数分でした。

 

次回は「手力雄(たじからお)の命(みこと)の舞」です。「手力雄の命」は、アマテラス大神が岩戸に隠れてしまった場面で、その岩戸を力でこじあける重要な役割をもつ神様です。

 

 筑前御殿神楽も、そろそろ終盤へと近づいてきました。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ⑤/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

今回の記事では面神楽(めんかぐら)の、「鹿島(かしま)と大汝(おおなむじ)の神の舞」をご紹介します。前回の記事までは里神楽で、今回からは面神楽となります。面神楽は、その名前のとおり、神主様が神様の面をかぶり、舞を舞います。

 

 

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豊山八幡神社のホームページに掲載されている筑前御殿神楽の説明(参照)では、「鹿島(かしま)・大汝(おおなむじ)の舞」が以下のように紹介されています。

天孫降臨(てんそんこうりん)の御神楽で、ニニギノミコト様御一行がアマテラス大神の命を受け、天上界より高千穂の峰に降り立つに先んじて、武神の神カシマの神がまず先兵として降り、地上を治めていたオオクニヌシノ神(オオナムジの神)と国譲りの争いをなし、オオクニヌシの神は天上よりの神に、この地をお譲りすることとなる。カシマの神はすぐさまその旨を天上に申し伝え行く舞です。

 

この説明を、簡単に解釈すると以下のようになると考えられます。

 

・武神である「鹿島の神」と、先に地上を治めていた「大汝の神」とが戦った

・鹿島の神が勝ち、大汝の神は地上を譲ることとなった

 

この経過を舞いとして表現しているのが「鹿島(かしま)・大汝(おおなむじ)の舞」なのですね。

 

この舞では二人の神様が登場します。最初に登場するのが、↓下の写真のような白い上衣を身に着けた白い面の神様です。この神様は、鹿島(かしま)の神なのか、大汝(おおなむじ)の神なのか、素人であるわたしにはわかりません。

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この神様は、左手に里神楽でもでてきた弓をもっています。もしかしたら、狩猟生活で使用されるような…つまり「地上の道具」である弓を持っていることから、地上を治めている「大汝の神様」ではないかと推察します。

 

大汝の神の舞がひと段落すると、もうひとりの神様が登場します。ちょっと強面(こわもて)の神様です。こちらの神様が武神である「鹿島の神様」ではないかと考えます。

ふたりの神様は舞のなかで、何度も相交えます。これが「国譲り(くにゆずり)の争い」と呼ばれるものを表現しているのでしょう。

最終的に、↓こちらの鹿島の神様が勝利します。鹿島の神様はアマテラス大神の命令により、天から降りてきた神様です。鹿島の神様が勝利をおさめると、鹿島の神様はそのことをアマテラス大神に報告します。

ここまでで面神楽-「鹿島の神、大汝の神の舞」が終了します。

 

この物語は、まだ続きます。鹿島の神様が天上へ勝利を報告したあと、天界からさらにさまざまな神様が降臨してきます。その様子が舞われるのが、次回ご紹介する、面神楽-「前駆の神・天の鈿命(あまのうずめのみこと)・猿田彦の神の舞」です。

戸脇(とわき)神社の筑前御殿神楽 ④/⑨ 福岡県北九州市若松区乙丸(おとまる)

福岡県北九州市若松区の乙丸(おとまる)という地区にある戸脇(とわき)神社で、2019年10月8日(火)に筑前御殿(ちくぜんごてん)神楽が舞われました。

 

場所:福岡県北九州市若松区大字乙丸 「戸脇神社」

座標値:33.908777,130.694710

 

今回の記事では里神楽の、太刀(たち)の舞をご紹介します。

太刀の舞は、パンフレットの構成上では、里神楽の3番目に配置されています。しかし、実際には4番目の舞として舞われました。里神楽では最後の舞でした。

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前回、ご紹介した里神楽-久米(くめ)の舞と同様に、太刀の舞は比較的すばやい動きが取り入れられた舞です。二本の太刀(たち)を両手に持ち、大きく太刀をふりかざす場面あり、太刀を立ててクルクルとその場でまわる場面あり。

クルクルとまわる場面ではすばやく動き、太刀を大きくふりかざし舞う場面では優雅に大きく動く印象を受けました。

太刀の舞も、久米の舞と同様に約10分間ほどの舞でした。神楽を見慣れていない私にとっては、刺激のある太刀の舞や久米の舞は、見どころの多い舞でした。

 

今回までは人の道具や作物などを持って舞う「里神楽」をご紹介しました。次回からは面(めん)神楽をご紹介してゆきます。「面神楽」はお面をつけて神話の内容に沿った舞を舞う神楽です。