日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

祇園神社にまつられる庚申塔 福岡県北九州市小倉南区長尾

北九州市小倉南区の祇園神社、鳥居の横に庚申塔がまつられていました。

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場所:福岡県北九州市小倉南区長尾

座標値:33.824915,130.857929

 

正面には猿田彦太神ときざまれています。

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猿田彦太神という文字の両側に建立年らしき文字が刻まれていたようですが、現在ではもうほとんど文字を判別することはできません。ただ、かすかに残っているくぼみをなぞってみると下の図のようになります。

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なんとなく「文化二戌」という文字がうかびあがってきます。文化二年の干支はなんでしょう?調べてみると、残念ながら乙丑(きのとうし)です。「戌(いぬ)」という文字が含まれてません。

ここで、もういちど刻まれている文字をよくよくながめてみます。みようによっては「五」という文字の、一番うえの横線と真ん中の横線がのこっており、その他の線がかすれてしまっているようにもみえます。

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もし「文化五戌」と刻まれているのなら、この年の干支が戊辰(つちのえたつ)で、戌という文字が含まれ整合します。文化五年は西暦1808年です。

須賀神社にまつられる三基の庚申塔群 福岡県北九州市小倉北区須賀町

福岡県北九州市小倉北区須賀町に須賀神社という立派な神社が鎮座しています。須賀神社境内に三基の庚申塔がまつられていたので、ご紹介します。

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ひときわ高くなっている拝殿からは、三基の庚申塔と、その他数基の石祠や石塔をみおろすことができます。

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石祠とともにまつられている庚申塔。二基の庚申塔は石祠とともにまつられ、もう一基の庚申塔はそれらからすこしはなれた場所にまつられています。

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庚申塔群にむかって左から順にご紹介します。まずは一番左側の庚申塔です。

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座標値:33.883132,130.908827

 

「猿田彦大神 文化二丑 九月吉日」と刻まれています。文化二年は西暦1805年、この年の干支は乙丑(きのとうし)です。

 

次に左から二基目の庚申塔です。

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座標値:33.883150,130.908825

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刻まれている文字は「猿田彦大神 文化二歳 九月吉日」で、一基目の庚申塔と同様に西暦1805年に建立されたことになります。

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三基目の庚申塔、つまり一番右側の庚申塔は二基の庚申塔とは、すこしはなれた場所に祀られています。

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座標値:33.883183,130.908822

 

正面には「猿田彦太神」、庚申塔にむかって左側面に「赤坂村」と刻まれているようです。

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庚申塔に向かって右側面に、わずかに「月」という文字がみえるようです。しかし、確認できる文字はそれだけで、建立年らしき文字はもうみえなくなってしまっています。

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電子書籍 アマゾン キンドルを読み上げてくれるアプリが便利

Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)が、電子書籍であるAmazon Kindle(アマゾン キンドル)を読み上げてくれる機能があることに気づいて、数か月、このアレクサを使い続けてきました。あらためて、アレクサの機能が便利だと感じるので、記しておきます。

 

Amazonのアプリである「アレクサ」をインストールします。

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アレクサのアプリを起動して、「再生」ページをタップします。

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「再生」ページの「KINDLEライブラリ」にある「すべて表示」をタップすると…

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これまで購入したKindle本がすべて表示されます。

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ここで読み上げてほしい書籍をタップすると、「このデバイス」という画面が表示されます。「このデバイス」をタップすると、電子書籍の読み上げがはじまります。

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読み上げ速度も変えることができます。とても便利なのが、バックグラウンド再生ができることです。アレクサが本を読み上げてくれているさいちゅうでも、他のアプリを操作できるし、画面をOFFにすることもできます。この点が、わたしにとって一番便利だと感じます。

 

そしてもちろん、読み上げを中断しても次回からは、またその続きから再生してくれるし、Kindleアプリで電子書籍をひらいても、読み上げた最後の部分にページを移動させてくれます。音声読み上げ機能と、電子書籍がリンクしているのです。これにもとても感動しました。

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本は読みたいけど、わざわざ本を開いて文字を目でおっていくという時間がなかなかとれないので、アレクサをつかって、通勤途中の車のなかや、運動中、家事中、つかれて横になっているときなどに、音声をきいています。

 

スマホにはトークバックという文字をよみあげてくれる機能がありますが、これはバックグラウンド再生機能がありません。またアマゾンのFireタブレットには、電子書籍を読み上げてくれる機能はあるにはあるのですが、途中で読み上げがとまる不具合がおきやすいので使えません。そもそもタブレットをもちあるくこと自体が実用的ではありませんでした。

 

アレクサ アプリがその全ての不便さを解消してくれるので重宝しています。

 

むかし読んだけど、もういちど読みたい本などを、上記のような時間をつかって、再読することができるのもありがたいです。

荒生田神社にまつられる庚申塔 福岡県北九州市八幡東区川淵町

北九州市八幡東区にある荒生田神社境内に庚申塔がまつられていました。荒生田神社は鳥居をくぐると駐車スペースがたくさんあり、車を停めるのに困らずありがたいです。

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鳥居をくぐると左手側に大きな庚申塔らしき石塔がみつかったのですが、まずは、本殿に参拝します。

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参拝後、庚申塔らしき石塔へと歩をすすめます。石塔の風雨による浸食ははげしく、もう表面にきざまれていた文字は確認できません。どうしてこれが庚申塔だとわかるのかというと、石塔のすぐとなりに「猿田彦大神」についての説明板がたてられているためです。そのため、まだ文字がのこっていたときには、導きの神さまである「猿田彦大神」という文字がきざまれていたと考えられます。

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場所:福岡県北九州市八幡東区川淵町

座標値:33.867493,130.836398

 

庚申塔の裏側にまわると、建立年らしき文字がみえます。

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こちらの文字も浸食がはげしいですが、なんとか「文化三丙寅年」という文字がみえます。文化三年は1806年で、その年の干支は「丙寅(ひのえとら)」です。

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天疫神社にまつられる庚申塔 福岡県北九州市小倉北区下富野

福岡県北九州市小倉北区の街のなかに、こんもりとちいさな杜がのこっている場所があります。天疫神社(てんえきじんじゃ)です。神社周囲には住宅が密集しており、路地も狭く、交通量もおおいので、駐車できる場所を確保するのはむずかしいとおもっていました。しかし、神社境内に数台の駐車スペースがありますので、とてもたすかりました。

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神社東部にあたる「下富野三丁目」交差点ふきんに境内に車で進入できるポイントがあります(Google map)。境内に車をとめさせていただき、境内を散策します。訪れたのは2021年5月9日、陽のあたる場所は暑い。おおきな樹が境内に木陰をつくってくれているので、境内はすずしくなっています。

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拝殿にむかって左手側に庚申塔がまつられていました。「興玉神(おきたまのかみ)」と刻まれています。

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場所:福岡県北九州市小倉北区下富野1丁目

座標値:33.880966,130.896713

 

庚申塔の裏側に「寛政十一未年正月日」ときざまれています。寛政11年は西暦1799年、この年の干支は己未(つちのとひつじ)です。未(ひつじ)という文字が庚申塔にもきざまれているので情報は整合します。

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境内の神社案内板をよんでみると、氏族の繁栄、農作物の豊作、災厄をおいはらうという願いをこめて天疫神社は建てられたということです。天疫神社がたてられたのは西暦941年。庚申塔は1799年の建立なので、江戸時代に庚申信仰がはやったときに天疫神社にまつられたと想像されます。

高家天満宮 参道わきにまつられる庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町上別府

福岡県遠賀郡の庚申塔がどこにまつられているか、一覧表として掲載されている『遠賀町誌』P.916-917を拝読しました。この一覧のうち、場所がわかりやすいものから順にめぐります。

 

遠賀郡 上別府 高家という地区に1基の庚申塔があるらしい情報を得ました。それには”天満宮参道脇”に庚申塔がまつられていると掲載されています。

 

高家天満宮の境内入口(Google map)に到着して、東北東方向をむくと、参道がのびていることがわかります。境内入口…つまり鳥居の前から東北東方向へのびる小道を75mほどあるいていくと、すぐに庚申塔がまつられているのをみつけることができました。

 

場所:福岡県遠賀郡遠賀町上別府

座標値:33.837794,130.657783

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庚申塔周囲には石祠や石仏が数基いっしょにまつられています。

 

庚申尊天ときざまれる塔にむかって右側には享保十年という文字が刻まれています。

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享保十年は1725年、干支は乙巳(きのとみ)です。

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そして、塔にむかって左側面には十月吉日の文字が刻まれます。

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庚申塔周囲には、「川西 筑西国 第十二番札所」、「川西 四国 第三十三番札所」、「祖霊社一豪士」の石祠、薬師如来、千手観世音などがまつられています。

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祖霊社は祖霊舎とか御霊屋ともいい、特に「神社」のなかにある施設は「祖霊社」と表記するそうです参照。そうすると「祖霊社一豪士」の石祠は、このふきんのご先祖様をまつった社と考えられます。

Googleマイマップを史跡巡りに活用しています

コツコツと作成していっているGoogle マイマップの『福岡県の庚申塔』が、やっと登録数100個に達しました。数年かけてのやっと100個なので、だいぶペースは遅いように感じます。ブログに記事は書いているものの、このマイマップに登録していない庚申塔もあるので、それらをみつけだしては、現在ぼちぼちと登録していっています。

 

 

 マイマップをつくったはじめのころは、庚申塔をひとつ見つけては、ひとつずつマイマップに登録していっていたのですが、途中から面倒になって一時期登録しなくなっていました。

 

しかし、探した庚申塔を一覧としてみれないというのは不便を感じていました。というのは、一度さがした庚申塔を、知らずにまた訪ねるということがたびたびあったからです。

 

史跡資料をみて庚申塔のある場所を調べて、いざ行ってみたものの、ここは以前にも来たことがあるな…と気づくことがあります。そうならないためにも、地図上に訪ねた庚申塔は記録し、次に訪ねる庚申塔も地図上で予想地を確認するようにしました。

 

その際、使用するツールとしてはGoogle マイマップが便利だなと感じます。通常使用するGoogle map上に、自分オリジナルの地図(マイマップ)を表示できるからです。

 

①訪ねた庚申塔をマイマップに登録

②Google map上にマイマップを表示

③訪ねてない庚申塔のおよその場所をGoogle mapで確認

 

この手順をふめば、以前たずねた庚申塔を再訪してしまうということはふせげます。

 

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マイマップの便利な機能として、もうひとつは、他のかたがつくった「マイマップ」も地図上に表示できることです。

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2021年5月時点でのGoogle mapアプリの表示形式です。地図をひらくと下側に「保存済み」というアイコンをタップ。

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「保存済み」の画面一番下、「マイマップ」をタップ。

 


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すると、ウェブ上で閲覧した、他のかたがつくったマイマップが表示されます。このなかから表示したいマイマップをタップします。

 

例えば「沖縄の観光地」というマイマップをタップすると、以下のようにわたしのスマホのGoogle map上に登録地が表示されます。表示したくないときは、もちろん非表示できます。

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それぞれの登録地をタップすると、詳しい説明や、その場所への経路(ナビもできる)が表示されます。一連のながれがとてもスムースです。他のかたが、どんな視点でマイマップをつくっているのか知ることができ、それをわたし自身のブログ作成にも活かすことができます。

 

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他のひとが作ったマイマップを効率的に探す方法は、このサイトを参考にさせていただいています↓

誰かが作成した有益なGoogleマイマップを検索する方法