2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2022年8月22日に、山口県萩市にある須佐ホルンフェルスという珍しい地形を訪れました。ティラミスのような外見のめずらしい地形です。白と黒のコントラストが、こんなにはっきりとしている理由は、どうもその岩のできかたによるもののようです。 場所:山口…
福岡県北九州市若松区の浜町(はままち)の海岸に、石造りの古い護岸と階段状の上陸場が残っています。この護岸についての史料がみあたらず、いつ頃つくられたものなのかなど、詳しい情報はわかりません。 場所:福岡県北九州市若松区浜町 座標値:33.904550…
2017年1月に、広島県の尾道市を訪問しました。その際に撮った一枚が下の写真です。摩尼山(まにさん)西國寺(さいこくじ)の山門で、山門の前には多くの草鞋(わらじ)が奉納されています。なかでも目にひくのが2mもの大きさの草鞋です。 場所:広島県尾道…
『北九州まちかど探検-八幡東区前田地区の史跡等-』を参照すると、八幡東区の祇園(ぎおん)という地区に暗渠が流れていることが紹介されています。暗渠の入口は、祇園原町(ぎおんばらまち)で、地点は以下の通りです。 場所:福岡県北九州市八幡東区祇園原…
もともと無名だった集落だった小竹(こたけ)が、1713年の事件をきっかけに、一躍有名となりました。そして長崎街道の休憩所として栄えるようになりました。その事件が「竹藪騒動」と呼ばれるものです。鹿児島から江戸へ荷物を運んでいた薩摩藩の一行が、小…
大正時代に架けられた美しい石橋です。 場所:大分県竹田市下坂田座標値:32.990643,131.334369 1924年(大正13年)2月に着工。完成直前に崩落したため完成まで約2年かかりました。「住吉橋」という銘がかろうじて親柱部分にみえます。 住吉橋の下には清流…
天満神社の階段横に庚申塔が祀られています。 場所:福岡県遠賀郡岡垣町海老津 座標値:33.827474,130.614168 庚申塔の正面には「猿田彦神」と刻まれています。左右側面の文字はほとんど判読できません。そこで『岡垣町史』P.948を参照させていただきますと…
八木山川沿いをはしる道路の脇に、庚申塔が祀られていました。 場所:福岡県宮若市宮田 座標値:33.7178368,130.6618488 正面に「庚申尊天」、裏側に「元禄五壬年建設 明治廿九年九月再建」と刻まれています。元禄五年は、西暦1692年と、比較的ふるい庚申塔…
皿倉山から流れ落ちてくる小川に架かる石橋で、「皿倉橋」という古い橋があります。サイト『北九州まちかど探検』では”平野川の上流、皿倉霊園に通じる道に架かる皿倉橋は、大正12年1月の竣工で、八幡東区内で現存する橋としては一番古い橋です”と紹介されて…
長崎街道沿いにある貴船神社の鳥居そばに二基、境内に八基の庚申塔が祀られていました。二基の庚申塔については、前回の記事でご紹介しました。今回の記事では境内に集められている七基の庚申塔についてご紹介します。一カ所に集められているため、座標値も…
福岡県鞍手郡の小竹町に貴船神社があります。貴船神社境内に、たくさんの庚申塔が祀られていました。 鳥居のそばに二基、本殿そばに八基の庚申塔が祀られているようです。今回の記事では鳥居そばの二基の庚申塔をご紹介します。 二基の庚申塔は、近い場所に…
豊前と筑前との国境を示すための国境石が嘉麻市(かまし)の上山田という地区に残っていました。この国境石は明治時代以降につくられたレプリカです。国道322号線沿いで「大谷口」という名前のバス停がそばに立っています。 場所:福岡県嘉麻市上山田 座標値…
大分県豊後高田市の真木という地区に真木大堂(まきおおどう)があります。真木大堂のとなりに古代文化公園があり、ここに地域の文化財があつめられ展示されています。そのなかに、庚申塔が三基あります。今回は、三基の庚申塔のうち、最後の三基目をご紹介…
大分県豊後高田市の真木という地区に真木大堂(まきおおどう)があります。真木大堂のとなりに古代文化公園があり、ここに地域の文化財があつめられ展示されています。そのなかに、庚申塔が三基あります。今回は、三基の庚申塔のうち、二基目をご紹介します…
場所:大分県豊後高田市田染真木 座標値:33.5011978,131.5177612 こちらの立派な庚申塔は、真木大堂(まきおおどう)の隣にある古代文化公園に展示されている庚申塔のひとつです。豊後高田市により有形民俗文化財に指定されています。真木大堂の収蔵庫に展…
北九州市戸畑区に、ずっと徒歩でいってみたかった場所があります。福岡県道50号線が、天籟寺川(てんらいじかわ)と交差している地点で、御馬橋(おうまばし)という橋です。その名前のとおり馬と関わりのある橋のようで、はじめてこのことを知ったのは『北…
北九州市戸畑区福柳木1丁目、帆柱新四国第二十七番札所のすぐ近くに庚申塚と刻まれた石塔があります。福柳木公園の敷地内です。 場所:福岡県北九州市戸畑区福柳木 座標値:33.881763,130.834752 情報元は「北九州まちかど探検-戸畑区福柳木・金比羅地区-」…
場所:福岡県北九州市八幡東区東台良町 座標値:33.857461,130.793942 階段を使った徒歩でしか、たどりつけない場所にある家々。北九州市八幡東区の皿倉山山麓や、若松区の高塔山山麓には、このような町並みがいまも残っています。
場所:福岡県北九州市八幡東区西台良町 座標値:33.855458,130.790324 情報元:北九州まちかど探検 欄干(らんかん)部分はガードレールになっていますが、壁石、要石(かなめいし)、輪石(わいし)などは、綺麗にのこっています。 笹尾橋は「神山町花尾町1…
以前の記事『戦時中の悲しい云われが残る洞見橋(くきみばし)』で、洞見橋をご紹介しました。この橋のちかくに、古いお墓が残されています。 「北九州まちかど探検-八幡東区尾倉地区の史跡等-」を拝読し、これらの史跡へ行ってみました。洞見橋を訪ねたとき…
北九州市八幡東区の荒生田という地区に道祖神が祀られています。下の写真は、荒生田一丁目東公園の一角を写したものです。写真中央部に、円のなかに十文字が刻まれた石塔が立っています。 場所:福岡県北九州市八幡東区荒生田 座標値:33.865144,130.832711 …
北九州市八幡東区の荒手という地区に、三基の庚申塔が一カ所に集められて祀られています。サイト「北九州まちかど探検-八幡東区枝光地区の史跡等-」を拝読し、一度これらの庚申塔を探しにきたことがあるのですが、そのときは見つけることができませんでした…