日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

般若波羅蜜多~智慧と実践~

書籍『正法眼蔵しょうぼうげんぞう(一)』増谷文雄 訳注.講談社学術文庫P.32‐33。 【原文】 釈迦牟尼仏言、 「舎利子。是諸有情。於般若波羅蜜多、応知仏住供養礼敬。思惟般若波羅蜜多、応如供養礼敬仏薄伽梵。所以者何。般若波羅蜜多、不異仏薄伽梵、仏薄…

瑜伽神社(ゆがじんじゃ)の境内にまつられる庚申塔 福岡県北九州市小倉北区船場町

北九州市小倉北区船場町鐘座にある瑜伽神社(ゆがじんじゃ)の御由緒です。 瑜伽神社の御祭神 倉稲魂神(ウカノミタマノカミ) 稲荷信仰の神様で、穀物や食べ物の神様 大国主神(オオクニヌシノカミ) 国造りや福の神 事代主神(コトシロヌシノカミ) 恵比寿…

対話と内省の活用法

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 哲学とその方法について,P16-17 さまざまな物事についてわれわれ自身がおこなう真剣な冥想や心のこもった省察にくらべると、これらについて他人と交わす対話は、生きている有機体にくらべた機械の…

共有される出発点

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 哲学とその方法について,P15 哲学上の著作者は案内人であり、その読者は旅行者である。ともどもに目的地に着くつもりならば、まず何をおいても、相携えて出発しなければならない。すなわち著者は…

黒崎の発展を支えた幻の城 福岡県北九州市八幡西区屋敷

場所:福岡県北九州市八幡西区屋敷 黒崎城跡 城山またの名を道伯山どうはくやまというこの山に、かつて福岡城の端城の一つ黒崎城があった。慶長五年(1600) 関ヶ原の戦いの功により五十二万石の大名として筑前国に入部した黒田長政は翌六年から福岡城の築造に…

「やはた」の名の起源‐豊山八幡神社‐ 福岡県北九州市八幡東区春の町

場所:福岡県北九州市八幡東区春の町 北九州市八幡東区に鎮座する豊山八幡神社は、約1400年もの歴史を持つ神社です。その起源は古く、約1800年前、第14代神功皇后がこの地を訪れ、天下が豊かになることを願い弓矢を納め、「豊山(ゆたかやま)」と名付けたこ…

沖縄の石敢當(いしがんどう)

沖縄を旅行していたときに、石敢當(いしがんどう、いしがんとう)と呼ばれる石碑が、町のなかのいたるところに立てられていることに気づきます。 石敢當(いしがんどう)は、人々に災難をもたらす悪霊・悪鬼・厄神などを総称する「ヤナムン」を退けるための…

詩と哲学の対比~知の探求と継続

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 哲学とその方法について,P12‐15 【内容を意訳】 詩人は、さまざまな人々の性格や状況を想像力豊かに描き出し、読者はその絵図から各々の感性で自由に思考を巡らせます。このため、詩の作品は賢者…

本質を見抜く思考の習慣

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 哲学とその方法について,P11‐12 哲学するために最初に求められる二つの要件は、第一に、心にいかなる問いをも率直に問い出す勇気をもつということである。そして第二は、自明の理と思われるすべて…

普遍と個、知性の二つの顔

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 哲学とその方法について,P9‐11 上の箇所について、解釈文を以下に示します。 普段の私たちと哲学者の物の見方の違い 私たちはふだん、自分が「どんな人か」ということに意識がむきがちです。例え…

存在の根源を問う

『知性について』ショーペンハウエル著,細谷貞雄訳.岩波文庫 P.9哲学とその方法について われわれのあらゆる認識と科学とがその上に乗って支えられている基礎は、説明不可能なものである。だから、いかなる説明も、多かれ少なかれいくつかの 中間項目を通っ…

若宮神社境内にまつられる水神様 福岡県北九州市小倉南区若園

「船橋池・八幡池 水神鎮霊碑」と刻まれた石塔が、若宮神社の境内に祀られています。このふきんにかつて池があったのでしょうか? 場所:福岡県北九州市小倉南区若園 座標値:33.852772,130.887467 今昔マップで若宮神社ふきんを確認してみると、ちょうど若…

とらわれず、すべてを包む智慧の教え

書籍『正法眼蔵しょうぼうげんぞう(一)』増谷文雄 訳注.講談社学術文庫P.27‐29。 【原文】 天帝釈、問具寿善現言「大徳、若菩薩摩訶薩、欲学、甚深般若波羅蜜多、当如何学」善現答言、「憍尸迦、若菩薩摩訶薩、欲学三甚深般若波羅蜜多、当如虚空学」しから…

読書と自己対話

本を読むことは、本に書かれた内容をただ受け入れるだけでなく、例えば、Kindleであれば、そのなかにメモを書き込むことで、本に書かれた情報に自分自身の思考や解釈を加えることができます。こうすると、主体的に考える力を養えると考えます。頭の中で漠然…

変化と無常の理解から生まれる心の平安

書籍『正法眼蔵しょうぼうげんぞう(一)』増谷文雄 訳注.講談社学術文庫P.25‐27。 〈原文〉 釈迦牟尼如来会中有一苾芻、作是念、「我欲敬礼。甚深般若波羅蜜。」 中離、無諸法生滅、而有妙慧、解脱。解脱知識施設可得、亦有諸根施設可得、亦有阿羅漢果施設…

正法眼蔵から学ぶ、日常を豊かにする智慧

書籍『正法眼蔵しょうぼうげんぞう(一)』増谷文雄 訳注.講談社学術文庫P.22‐25から、日常生活のなかでどのように、この教えを活かすかを考察します。 観自在菩薩と般若波羅蜜多 原文 観自在菩薩の行深般若波羅蜜多時は、渾身の照見五蘊皆空なり。五蘊は色…