2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
北九州市から筑豊地域にかけてのエリアを歴史的側面からみるとき、一般的には、明治以降の「近代産業の歴史」を思い浮かべるのではないかと感じます。石炭、製鉄、さらにそれらを支えた人々の営み。これらは日本の近代化を牽引した重要な要素です。いっぽう…
以下の書籍を参考にして、「解決」を諦めて「観察」に切り替える、持続可能な働き方を考えます。 『イシューからはじめよ』 『システム思考をはじめてみよう』 『「具体⇔抽象」トレーニング』 『アルゴリズム思考術』 多くの人と関わりながら進める仕事をし…
15年ほど作業療法士として働いてきて、最も難解で、かつ、こちらの心身に深刻なダメージを与える要因は、仕事上の技術的なトラブルではなく、特定の認知特性を持った「他者との関わり」です。 『自律神経の科学』による生理学的知見と、『他人を攻撃せずには…
経済のニュースを読んでいると、「どうして、マクロ経済(トヨタなどのグローバル企業の経済)の数字が向上しているにもかかわらず、生活の実感は日々苦しくなっているのか?」という疑問がわいてきました。 いっぽうでは、トヨタ自動車が営業収益50兆円とい…
秋から冬にかけての枯れ葉色の森で、鮮やかな赤に出会うことがあります。トウモロコシの粒が密集したような真っ赤な実は、サトイモ科テンナンショウ属の「マムシグサ(Arisaema serratum)」 の果実です*1。 下の写真は、石鎚神社(福岡県宗像市多禮たれ)へ…
スーパーのコメ平均価格 5キロ4194円 2週ぶり値上がり スーパーのコメ平均価格 5キロ4194円 2週ぶり値上がり | NHKニュース | コメ、農業、小売業 2026年2月6日午後5時37分(2026年2月6日午後6時09分更新) 全国のスーパーで2月1日までの1週間に販売されたコメ…
宗像地方は、世界遺産に登録された宗像大社を中心とする「海洋信仰」のイメージが強い地域ですが、内陸部に位置する多禮たれ地区は、背後の山岳を神聖視する「山の宗像」としての性格を保持しています 。その多禮たれ地区にある小さな山に、石鎚神社が祀られ…
古典は、時代を超えて、人間という「システム」の仕様と、バグを解き明かした、一種の解説書だと捉えます。中国・明の時代末期、洪自誠によって記された『菜根譚(さいこんたん)』は、処世訓の傑作として知られています。しかし、これを単なる道徳書として…
書籍『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか』の内容を参考に、考えてみました。 臨床現場や日々の業務において、「どれだけ言葉を尽くしても届かない」「良かれと思ってしたことが裏目に出る」という、理不尽な対人摩擦に直面します。ハラスメン…
山を歩いていると、ときどき、物理的な理屈だけでは説明のつかない「音」に遭遇することがあります。それは、怪異の話ではなく、むしろ、あまりにも日常的で、それでいて「そこに誰もいない」という事実によって、私の感情を、すこしだけ揺さぶる体験です。…
山里純一著『沖縄のまじない』を、拝読して考えてみました。 『現代のまじない』…構造化による精神の防衛と復元 職場の不条理、過剰な情報、正解のない将来への不安などの、無数の「ノイズ」に囲まれて生きていく必要があります。これらの現代版ノイズは、む…
書籍『神道は なぜ 教えがないのか』を拝読して、考えたことを以下まとめてゆきたいと思います。 読書という行為の再定義と「外在化」の試み 現代社会において、一冊の本をじっくりと読み解く時間を捻出することは容易ではありません。特に、対人関係の多い…
小倉城(勝山公園)の敷地内には、江戸時代の石垣と重なり合うように、明治以降の「軍事拠点」としての記憶を刻む赤レンガ遺構があります。当時、この地は、九州の防衛と大陸への兵站を担う国家システムの心臓部でした。現地に残された案内板や門柱、復元さ…
北九州市小倉南区に位置する「春吉はるよしの眼鏡橋」は、1919年(大正8年)に完成した石造二連アーチ橋です。この橋がつくられた背景には、大正6年に発生した少女の転落死という悲劇がありました。当時、岩の上に板を渡しただけの不安定な通路を、二度とエ…