日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

2018-01-01から1年間の記事一覧

大分社の猿田彦庚申塔② 大分市羽田

場所:大分県大分市羽田 座標値:33.216653,131.631381 大分市の羽田にある大分社。ここに19基の庚申塔が祀られています。そのうちの1基である猿田彦大神が刻まれた珍しい庚申塔です。 猿田彦大神の像が刻まれた庚申塔は、大分社の境内ではこれを含めて2基だ…

皿倉山からの夜景 福岡県北九州市八幡東区

福岡県北九州市八幡東区にある皿倉山。 標高622mと低い山なのですが、北九州工業地帯のすぐ近くにあるので、 展望台からの眺めは すばらしいです。 写真は展望台から眺めた北九州市の夜景です。 その皿倉山の絶景ポイントを8つにまとめた皿倉八景というもの…

磯に鳥居だけが残る不思議な光景 福岡県芦屋町

狩尾岬の西側、岬の付け根にあたる部分にある鳥居です。この写真は7月21日に撮ったもので、夏期には鳥居の向こう側にちょうど日が沈み、良い画となります。以前に撮った写真を見返していて見つけた写真です。 場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿座標値:33.911868…

御嶽(うたき)とはどんな機能をもった施設だったのか? 沖縄県うるま市

写真は勝連城跡にある御嶽(うたき)です。御嶽は、沖縄を中心とした琉球で使われていた祭祀をする施設のことなのだそうです。 学生のときに、この御嶽について学んだことがあり、沖縄独特の文化に興味を持ちました。 場所:沖縄県うるま市勝連南風原 御嶽と…

坂本善三美術館が「日美」に紹介されるそう 熊本県小国町 

いつも拝見している坂本善三美術館のブログで、こんな記事がアップされていました。 ■テレビ放送のお知らせNHK教育「日曜美術館」で坂本善三美術館が紹介されます。11月25日(日)午前9時から(再放送は12月2日日曜午後8時から)。ぜひご覧ください(…

北九州市のシンボル 若戸大橋通行料無料化

北九州市の戸畑区と若松区を結ぶ若戸大橋の通行料が、平成30年12月1日の0時00分に無料となります。 市民の生活を支える重要な役割を果たしてきた橋とトンネルが、長年の市民の要望を受け、12月1日(土曜日)0時から無料開放されます(参照:北九州市ホームペ…

塞ノ神(さいのかみ)はどんな役割を持つ神様?

↓下の写真は福岡県北九州市の黒崎にある幸神さまです。幸神は「さいのかみ」と呼び、もともと塞の神からきたものと考えられます。 長崎街道沿いに、この幸神さまは祀られています。福岡県では「幸神」と刻まれた庚申塔をたびたび目にします。例えば、飯塚市…

十三仏というのは何? 猫石丸山古墳 大分県豊後高田市草地

昔、撮った写真を見返していると、↓このような写真を見つけました。 石塔に「十三仏」と刻まれています。十三仏といえば、山口県に行ったとき下関市豊浦町大字川棚で岩谷十三仏を見ることができました(参照:山口県 庚申塔めぐりで立ち寄った「岩谷 十三仏…

小林幸弘氏の庚申塔調査に同行させていただきました 大分県杵築市 奈多宮

2018年11月10日(土)に、『「国東半島のコウシンさま」(文献出版)1981年』と、『「国東半島の庚申塔」(大分合同エデュカル)2017年』の著者である小林幸弘氏の庚申塔の調査に同行させていただきました。 小林氏の運営するホームページ(国東半島の庚申塔…

両子寺の紅葉状況 2018年11月10日現在

2018年11月10日に両子寺(大分県国東市安岐町両子;google map)へ紅葉を見にいってみました。両子寺の紅葉は見ごろを迎えていました。 以前、書いた記事(国東半島の紅葉スポット おススメ5選 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ)に、両子寺の紅葉のみごろ…

田園を飾るイルミネーション 「千年のきらめき」 豊後高田市田染

大分県豊後高田市に田染(たしぶ)小崎という地区があります。この地区は曲線の美しい水田とたくさんの蛍に魅せられ、写真を撮りによく訪れている場所です。 この田染地区のそばを通っていると、たまたま「千年のきらめき 11月3日~」と書かれた看板を目にし…

庚申の神さまは農耕の神さまとして出たという一例 読書メモ

石の宗教 (講談社学術文庫)を読んでいて、庚申の神様について興味深い記述があったので、メモに残しておきたいと思います。 民俗としての庚申は、猿を山神の化身であるとともに農耕神とする信仰から出たものとおもわれる。(Kindle位置番号 2716/3532) これ…

車で海峡を通っていたので存在に気付かなかった 関門連絡船

「おもしろ地名北九州事典」のP52を読んでいると、1944年…つまり昭和19年に、下関(山口県)と門司(福岡県)を結ぶ関門鉄道トンネルが開通してから、国鉄の関門連絡船のお客さんが激減した、という内容の記事が書かれていました。 関門連絡船…つまり関門海…

夜景の綺麗な高塔山 昔は城があった 福岡県北九州市若松区

2003年4月に発表された新日本三大夜景のひとつには、北九州市の皿倉山からの夜景が選ばれました。その皿倉山から直線距離にして北側に6.3㎞ほどの場所に高塔山があります。 高塔山は標高124mと低いのですが、ここからもすばらしい夜景を眺めることができます…

英彦山(ひこさん)の紅葉

場所:福岡県田川郡添田町 英彦山 座標値:33.474441,130.899434 ↑上の座標値にある駐車場は、毎年ゆっくりと英彦山の紅葉を楽しめる場所です。こちらの写真は多重露光で撮ったものです。今年もこちらの場所にいってみたのですが、停まっている車の台数のわ…

山城の遺跡? 列石がならぶ山の中 福岡県鹿毛馬(かけのうま)

飯塚市鹿毛馬(かけのうま)という地区の山の中に、造られた詳しい理由が不明な石垣がならんでいます。これは神籠石(こうごいし)と呼ばれます。 場所:福岡県飯塚市鹿毛馬(かけのうま) 座標値:33.676949,130.734478 この神籠石というのは『日本書紀』な…

珍しい地名 寿命(じめ)はどこからきたのか? 福岡県八幡西区楠橋西

北九州市の八幡西区楠橋に寿命(じめ)という珍しい地名があります。おもしろ地名 北九州事典(瀬川負太郎著)という書籍のP203に、その地名の由来が書かれていました。 おもしろ地名北九州事典 P203によると、”寺免もしくは神免、免税地に由来する”と紹介さ…

山野の楽(2018.9.23)と宇佐神宮の関係 福岡県嘉麻市山野

体の前に太鼓をかつぎ、背中には長さ2mほどの御幣(ごへい)を背負っている人たち。これは山野の楽と呼ばれる民俗芸能の恰好です。 山野の楽は、2018年では9月22日(土)と23日(日)に、福岡県の嘉麻市山野で開かれました。太鼓芸能の楽は、とても珍しいら…

妙見宮の大イチョウ 福岡県岡垣町原

場所:福岡県遠賀郡岡垣町原 座標値:33.8795266,130.5693623 現在は大原神社と名前を変えていますが、以前は妙見宮と呼ばれていたそうです。 慶長17年、黒田筑前守長政が建立した歴史情緒溢れる神社。海岸近くの小高い丘にあり、海を臨む神社となっています…

旧西ノ塚地区のコウシンさま 福岡県みやこ町犀川下伊良原

英彦山から、みやこ町へと下る途中、国道496号線沿いで見つけた庚申塔のご紹介です。今回のコウシンさまは、道路わきの整地された区画に大事にまつられていました。 さらに、庚申塔のすぐわきには「旧西ノ塚地区 猿田彦大神」という説明が刻まれた新しい石塔…

京都郡の庚申塔 福岡県犀川 上伊良原

おそらく「猿田彦大神」と刻まれた庚申塔と思われます。 場所:福岡県京都郡みやこ町犀川 上伊良原 座標値:33.544807,130.9482822 かろうじて、「…田彦…神」という文字が確認できます。しかし建立年月などの銘は確認できませんでした。 英彦山からみやこ町…

2018.11.4 もう少し英彦山の紅葉は色づきそうです

2018年11月4日現在、英彦山(福岡県田川郡添田町)のモミジはおおよそ7割ほど色づいていました。 座標値:33.4746208,130.8992615 たまたま通りかかった高住神社あたりに、たくさんの人が車を停めて、紅葉を楽しんでいました。 高住神社の駐車場 座標値 33.4…

八幡東ねぶた まつり起業祭2018 福岡県北九州市八幡東区

2018年は11月2日、3日、4日と開催されている「まつり起業祭」。もともとは、1901年に八幡製鉄所(福岡県北九州市)が操業を開始した年から、八幡製鉄所の祭りとして製鉄所主催で始まったのだそうです。 その、まつり起業祭では、2日の金曜日と3日の土曜日に…

大分社のショケラを持った庚申塔 大分県羽田

場所:大分県大分市羽田 座標値:33.216653,131.631381 19基あるうちのひとつの青面金剛像の刻まれた庚申塔です。こちらの庚申塔も前回の記事で紹介した庚申塔と同様の形態をしていました。 一面六臂で左手には宝玉、弓、ショケラ。右手には、三叉戟、矢、剣…

ショケラを持つ青面金剛 大分県羽田 大分社

場所:大分県大分市羽田 座標値:33.216653,131.631381 前回の記事「猿田彦大神を刻んだ庚申塔 大分県羽田 大分社」の続きです。同じ、大分社境内にある庚申塔のご紹介です。境内の一か所に19基の庚申塔が集められています。その19基の庚申塔の内容は、文字…

猿田彦大神を刻んだ庚申塔 大分県羽田 大分社

場所:大分県大分市羽田 座標値:33.216653,131.631381 猿田彦大神の像を刻んだ庚申塔が、大分社という神社にあります。青面金剛の像を刻んだ庚申塔と比較して、猿田彦大神の像を刻んだ庚申塔の数は、大分県でも少ないために珍しい庚申塔と思います。大分社…

御開帳があった旧千燈寺 紅葉のみごろまであとひと月ほど 大分県国東市千燈(せんとう)

いつも拝見している、こちらのブログに「千燈寺奥ノ院御開帳と1300年記念コンサート」という記事がありました。 旧千燈寺(せんとうじ)があった場所で、奥の院 秘仏御開帳と、屋外のコンサートが、2018年10月27日(土)に行なわれたとのことです。 場所:大…

豊後高田市の裸祭り 2018年は11月23日から 大分県豊後高田市 桂川

2018年も、大分県豊後高田市で若宮八幡の秋季大祭である「裸祭り」が開かれるようです。 座標値:33.556603,131.443955 2018年は11月23日(金)~11月25日(日)の3日間で開催されます(参照:昭和の町・豊後高田市公式観光サイト)。豊後高田市街地を流れる…

立羽田の景(たちはだのけい)

2013年11月4日撮影 場所:大分県玖珠郡玖珠町古後 上の写真は5年前に撮った写真ですが、11月の上旬には、ここ、立羽田の景にも紅葉の時期が訪れていました。

大船山の紅葉 大分県竹田市

2014年10月23日撮影 九重連山では紅葉が見頃を迎えているそうです(参照:西日本新聞2018.10.30)。 2018年10月30日では、牧ノ戸峠ふきんが紅葉のピークとなっており、山頂では落葉が始まっているそうです。