大分県豊後高田市に田染(たしぶ)小崎という地区があります。この地区は曲線の美しい水田とたくさんの蛍に魅せられ、写真を撮りによく訪れている場所です。
この田染地区のそばを通っていると、たまたま「千年のきらめき 11月3日~」と書かれた看板を目にしました。千年のきらめきとは?…調べてみると山間の広大な水田のあぜ道に、約1万個のソーラーLEDライトが、期間中毎日点灯します…とのこと(参照:世界農業遺産の郷 田染荘 「千年のきらめき」(11月3日~平成31年2月15日) | イベント | 豊後高田市)
H30年11月3日からH31年2月15日までと、とても長い期間イルミネーションが設置されているようです。H30年11月10日、夜間に田染へ行ける時間があったので、さっそく行ってみることにしました。
田染にたどりついたのは、18時ごろ。日は沈んではいましたが、まだあたりは薄暗く光は少し残っているという感じです。しかしLEDのライトはすでに点灯していました。
1万個ものLEDライトが設置されてて、かつ、土曜日だから、観光客が多く来られているかな…と思っていました。しかしまだ明るいからか、周囲には人はおらず、「これだけの景色を独り占めしていいの?」という印象です。
ほたるの館(大分県豊後高田市田染小崎2596; google map)に無料駐車場があるので、ここに車を停めさせてもらいました。
まだ薄暗い時間でのイルミネーションも美しかったのですが、やはり暗くなってからのほうが、よりその美しさが増しました。
豊後高田市のホームページによると、”ライトは黄色と緑色の2色が30分おきにゆっくりと切り替わります”ということです。たしかに、駐車場に着いたとき、ライト全体が黄色だったものが、上の写真の奥のほう(北西部)から徐々に、ライトが緑色へと変化していきました。
田んぼの中は白いLEDのレールが作られていて、ここを通って田のあぜ道を通り抜けることもできました。
↓こちらは日中の田染小崎地区の景観です
18時を過ぎたあたりから、他の観光客のかたたちも、ぽつりぽつりと来られていました。平日も含めて期間中は、毎日ライトは点灯しているようです。点灯時間は日没から約3時間で、駐車場は無料。
私のように、時間が空いたのでたまたま立ち寄ったという人も、安心して見ることができるとても懐が深いイベントです。