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福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

厳島神社の境内にまつられる四基の庚申塔群 福岡県飯塚市鹿毛馬

鹿毛馬(かけのうま)という地区に厳島神社が鎮座します。厳島神社境内に四基の庚申塔が祀られていました。拝殿にむかって左側奥に庚申塔群はまつられています。

場所:福岡県飯塚市鹿毛馬

座標値:33.672703,130.735046

 

 

庚申塔群にむかって右側から順番にご紹介してゆきます。

 

①猨田彦大神、文政四年、巳四年吉日。文政四年は西暦1821年、干支は辛巳(かのとみ)です。

 

②猿田彦大神、文化八年、未十月吉日。文化八年は西暦1811年、干支は辛未(かのとひつじ)です。

 

 

③猿田彦大神、文化十癸酉歳、春二月□□。文化十年は西暦1813年、干支は癸酉(みずのととり)です。

 

④猿田彦大神、文化十□□□、(右側面にも記銘はあるようだが不明)。文字が風化してほとんど読みにくくなっています。文化十までは読み取れますが、その下の文字は読み取れません。文化十年代は十五年までありますので、西暦1813年~1818年の期間に造立された庚申塔だと考えられます。