福岡県北九州市の八幡東区祇園という地区に、仲宿(なかやど)八幡宮というお宮があります。この仲宿八幡宮に庚申塔が2基祀られていました。
八幡宮の正面の参道から境内へと入ります。二の鳥居をくぐって右側へ歩を進めます。稲荷神社の右隣りに2基の庚申塔と、1基の祠が祀られていました。
場所:福岡県北九州市八幡東区祇園
座標値:33.8633811,130.7873056
↓左側の庚申塔には「猿田彦命」とのみ刻まれ、建立年月の銘は刻まれていませんでした。
↓一方、右側の庚申塔には「猿田彦大神」という銘がみられます。側に立てられている案内板には「天保十年」創祀(そうし)の銘が刻まれていると記されています。天保十年は西暦1839年です。
案内板によると、この庚申塔は、現八幡中央高校グラウンドにあたる場所に祀られていたそうです。八幡中央高校のある場所には、もともと夫婦池(めおといけ)と呼ばれるふたつの池があったそうです。そのふたつの池の境に、この庚申塔は祀られていたそうで、1987年(昭和62年)に現在の仲宿八幡宮境内に移されたそうです。
2019年9月22日時点、仲宿八幡宮境内は工事中でした↓