日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

木井(きい)神社の庚申塔 福岡県みやこ町犀川(さいがわ)木井

「木井(きい)神社のイチイガシ」を探しに、木井神社へ足をはこんだときに、境内に庚申塔をみつけました。

 

場所:福岡県京都郡みやこ町犀川木井馬場

座標値:33.626709,130.960222

 

木井神社の参道となる階段前に鳥居があります。鳥居に向かって左手側へ数mいった場所に庚申塔が祀られている木製の祠をみることができます。

 

祠のなかには二基の石塔が祀られています。二基の石塔に向かって左側の石塔には「謹上 猿田彦大神」と刻まれているのが確認できます。

この庚申塔に向かって右側面↓には「享保十五 庚戌 稔」さらに「木井馬場村」と刻まれ、その下に5名の庚申講メンバーの名前が刻まれています。享保15年は1730年で、干支(かんし)は庚戌(かのえいぬ)で、刻まれている情報と整合します。「稔」という文字は、「年」と同じ意味を表すのかもしれません。

 

庚申塔に向かって左側面には「八月大吉廾四日」と刻まれているようです。「廾」は「二十」を表す文字なので、「八月大吉廾四日」は8月24日という意味を表すようです。よって、この庚申塔は1730年8月24日に造られたことがわかります。

 

一方、こちら↓庚申塔は風化がだいぶ進んでおり、正面に刻まれる多数の文字のうち、「彦大」という文字のみ確認することができました。他にも文字が刻まれているのはわかるのですが、それが何と刻まれているのは判別するのは困難でした。

 

巨大なイチイガシの下に祀られる二基の庚申塔をご紹介しました。