2019年1月23日の干支(えと)は庚申(かのえさる)です。今年、初めて庚(かのえ)と申(さる)が組み合わさる日です。
そのため福岡県福岡市早良区(さわらく)藤崎にある猿田彦神社で庚申祭が行なわれました。
わたしは今日、たまたま仕事が休みであったために、初めて庚申祭に行くことができました。
【猿田彦神社の場所】
福岡県福岡市早良区藤崎1丁目1−41
庚申祭にいくのは初めてです。庚申祭には以前から行ってみたかったのですが、それは、かわいい猿の面がいただけるからです。 朝早くから並んでおかないと、猿の面は品切れになってしまうという情報を得ていました。
テレビのニュースでは朝の4時ぐらいから並び始めている方もいらっしゃるということでした。 ただ今年は 夜の7時ぐらいまでに行けば、十分な猿面があるので、品切れになることはないとのことでした。
そこで意を決して、今年は庚申祭へ行くことにしたのです。
猿田彦神社についたのは 昼の11時半頃です。猿田彦神社の前を、まず様子みで車で走ってみると、とんでもない行列ができていたのでとても驚きました。 ある程度、並ばないといけない、というのは覚悟していましたが、想像以上の行列でした。
わたしが、列に並び始めたのは12時10分頃。猿田彦神社で参拝できたのは、13時35分頃。 1時間半ほど並んだことになります。
神社の社殿は小さいものでした。境内も小さく、鳥居から社殿までは、わずか20メートルほどです。ちなみに行列の長さをあとで測ってみたら430メートルほどありました。
左前の前では横5列になり参拝の順番を待ちます。参拝のあとは、社殿の後ろ側にある庚申塔にもお参りしました。
3基の庚申塔が祀られていたのですが、この庚申塔のご紹介は後日にしたいと思います。
庚申塔へのお参りを終えると、念願の猿面(1000円)をいただきにいきます。社殿に向かって左側の社務所でいただけます。
こちらは巫女さんたちの手際が良いのか、思っていたほど、混んでおらず、スムースに猿面をいただくことができました。
手のひらに収まるほどの小さなお面で、陶器でできています。 博多人形を作る職人さんが一つ一つ手で作っているそうです。
耳の部分に穴が開けられており、ここに紐を通すことができます。 こうして紐を通すと壁に掛けることができます。 玄関の外壁にかけることで災難を退け幸福を呼び込むとされています。
次回の二番庚申は、3月24日の日曜日だそうです。 また行ける機会ができたら今度は、猿田彦面(3000円)も、いただいてみようと思います。