大分県の国東半島(くにさきはんとう)の北部に位置する夷(えびす)。ここに中山仙境(なかやませんきょう)と呼ばれる岩峰群があります。以前、ここは修験の地で、手すりのない石橋「無名橋」や鎖場が連続する険路です。ここの北端の入口ふきんに、庚申塔がまつられています。

場所:大分県豊後高田市夷
座標値:33.621834,131.545593

一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)が主尊です。青面金剛のあしもとには二匹の猿と鶏がきざまれています。
左の上手(じょうしゅ)には宝棒(ほうぼう)、左の下手(げしゅ)には羂索(けんさく:投げ縄)、右の上手には戟(げき:三叉の矛)、右の下手には弓が握られているようです。右の上手の戟は、十字架のようにも見えます。また右の下手の弓に対となる矢がみえないことから、ヘビなのかもしれません。
小林幸弘氏の運営するホームページ「国東半島の庚申塔」では、この庚申塔がつくられた時期は、正徳元年…1711年となっています。
参照:https://5884koshinto.my.coocan.jp/13kakaji/13004.html
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もう一基
中山仙境の入口から、登山道をすこしだけのぼった場所に、以下のような庚申塔が登山道の左側にまつられています。


座標値:33.621731,131.545722
かろうじて、「庚申」の文字だけがはっきりとみえます。
□□□庚申□
宝暦□巳□□
宝暦年間で干支に「巳」という文字がふくまれているのは、宝暦11年(1761年)のみです。この年の干支は辛巳(かのとみ)となります。
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小林幸弘氏のホームページによると、あともう一基、このふきんに青面金剛の文字塔あるはずなのですが、わたしはみつけることができませんでした。おそらく、このあたりに複数ある石塔のひとつであると考えられます。
参照:https://5884koshinto.my.coocan.jp/13kakaji/13005.html



