日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

猿田彦神社の庚申塔 福岡市早良区藤崎

場所:福岡県福岡市早良区藤崎

座標値:33.580931,130.347742

 

2019年1月23日、福岡市早良区(さわらく)藤﨑にある猿田彦神社で庚申祭が行なわれたので参拝にいってみました(参照:今日は初庚申の日 猿田彦神社へ参拝 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ)。その際に、猿田彦神社の社殿裏側にある庚申塔にも参拝しました。その庚申塔についてご紹介します。

 

4基の石塔が祀られており、その周囲に賽銭箱や伐株(きりかぶ)が置かれていました。一見、雑然としてるために、どれが庚申塔であるか迷いますが、よく確認してみると庚申塔、庚申天、猿田彦大神と、石塔に刻まれているのがわかります。
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 しかし、4基の石塔のうち、右から3番目の石塔は庚申塔であるかどうかは、銘などが刻まれておらず不明でした。

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その他の石塔は、庚申という文字や猿田彦という文字が確認でき、庚申塔であることがわかりました。わたしがこちらの庚申塔のもとへ足を運んだときにも、数人のかたが、庚申塔にお参りにこられていました。本殿に参拝されているかたの多さに比べたら、本殿の裏側にある庚申塔にまでお参りにこられる方の割合は、だいぶ少ない印象でした。

 

3基の庚申塔を右側から順番にご紹介します。
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 一番右側の庚申塔のサイズは小さく、とてもかわいらしい印象をうけます。「猿田彦大神」とのみ刻まれていました。右から二番目の庚申塔には「庚申塔」とのみ刻まれており、建立年月は確認できませんでした。
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 右から三番目(一番左側)の庚申塔は「庚申天」と刻まれていました。
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塔に向かって右側面には「享和二壬戌」という文字が確認できます。享和二年は1802年。この年の干支(かんし)は壬戌(みずのえいぬ)であり、刻まれている文字と整合します。
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 塔に向かって左側面には「三月申日」と刻まれています。申(さる)は干支では、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申と9番目にあたります。「3月9日」に建立されたということなのでしょうか。申は縁起が良いとされる猿田彦神社なので、もしかしたら「吉日」と同じ意味をもつのかもしれません。
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