次の目的地は姫島灯台。前回の記事の続きだから、コンボリュートラミナから姫島灯台まで。島の南東側の海岸沿いの道を、だいたい2.6㎞自転車で走っていきます。
こういう海岸沿いの、気持ちいい道路をすすんでいきます。ほとんど車も通りません。
途中、姫島名産の車エビの養殖場横を通ります。今はシーズンオフらしく、養殖場には水ははられてなくて、カラカラになってました。そこの泥をトラクターが堀かえしていました。土に十分酸素を混ぜ込むためなんでしょうね。
↓こんな感じ。奥のほうに小さく写っているのがトラクター。シーズンオフのエビの養殖場をみるのは初めてです。こんな感じでメンテナンスをやってるんですね。
↓ここは両瀬という地区と、稲積という地区を結んでいる道路です。両側に海が迫っています。昔は島と島を結ぶ浅瀬だったんでしょうね。福岡の海の中道のような感じです。
大きな貨物船が、島の北側を航行しています。島の周りの海ではたくさんの船を見かけられます。豊後水道だから九州から中部地方とか、四国方面へと行き交う船がたくさんなんでしょう。
↓稲積の集落入口です。
稲積の集落を通り抜けると、灯台まではすぐです。ただ急坂を登っていく必要があります。いままで来た道を振り返ります。灯台近くに壁が白塗りの立派なお宅があって、なんだから南国の別荘地帯みたいな風景になってます。
もう少し灯台近くに寄って、上まであがってくると、こんな絶景が出迎えてくれます。
灯台手前の駐車場に、自転車を置かせてもらって、あとは石畳の坂道を歩いて進みます。坂道をあがってきたので、ちょっときつい感じです。最後のひとふんばりです。
↓途中、ハート形の切株があります。
姫島灯台が点灯されたのは明治37年。西暦でいうと1904年。もう100年以上の歴史があるんですね。昭和45年(1970年)に自動化…つまり無人化されたそうなので、それまでの60年近くは、この灯台を管理してるかたがいたんですね。敷地内にある石造りの建物は、灯台守のかたの宿舎なんでしょうかね。
この灯台には以前にも2回ほど来ています。たしか6月ごろだったかな。そのときはアサギマダラというチョウチョが、敷地内をひらひらと飛んでいました。姫島にアサギマダラが飛来するのは5月中旬から6月上旬と、10月中旬ごろ。
今回はここまでで、次回の記事では姫島の北側と中部を通って、スタート地点の集落へ戻ってくるところまでアップしたいと思います。そして南浦という地区に、目的のパン屋さんがあるので、そこへのルートもご紹介したいです。