前回の続きの記事です。
姫島に上陸して、まず、足となるレンタサイクル屋さんを見つけることにしました。
すぐに港から「レンタサイクル」の看板がみえたので、まず、東みやげ店に行ってみることにしました。
残念ながらここでは子ども用のシートがついた自転車はないそうです。だけど、ご親切にも東みやげ店のかたに、子ども用シート付の自転車がある場所を教えていただきました。それは、すぐ近くの「ビ・ボーン」というおみやげ屋さんにあるんじゃないかとのこと。
行ってみると…ありました。これです↓これで島を自転車で周ることができます。よかった。
1時間まで200円。そのあと1時間ごとに100円ずつ料金は追加されます。
島を右回りに周っていくことにしました。
まず目標にしたのが、島の東側にあるコンボリュートラミナという珍しい地層です。 ↓下の地図でいったら、赤丸で示した場所です。姫島ブルーラインという名前がつけられた道路を、海岸沿いに走っていきます。
道中にもこんな珍しい地層が↓。地層がねじ曲げられた褶曲(しゅうきょく)と呼ばれるものなんだそうですよ。
島南側は雨風や海の波で削られた海蝕崖になっています。ほかにもこんな地形が↓。ここには昔、ハヤブサが巣をつくっていたそうですよ。
そしてこれが、最初の目的地。コンボリュートラミナです。
現在地から姫島のコンボリュートラミナ:Google マップ
この地形の何が珍しいのかというと、下↓の拡大写真で確認できる、瓦のような地層が珍しいんだそうです。この地層はどうやってできたのかというと、やわらかい地層が硬い地層に挟まれた状態で地震がおき、ブルブル…と押し出され、変形して、こんな形になったそうです。専門用語で液状化現象と呼ぶそうですが、この液状化現象で押し出されたやわらかい地層が、こんな変な形になったんだそうですよ。
大分県ではあまりみられないので、こんなに推されているんですね。
周囲はのどかな海岸の風景が広がっています。海岸沿いの道路は高低差がなくて、なんとも楽なサイクリングです。
まだ姫島観光の記事は続きます。次の目的地は、島のいちばん東側にある姫島灯台です。