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福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

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天照大神宮の参道脇にまつられる庚申塔 福岡県飯塚市蓮台寺

場所:福岡県飯塚市蓮台寺れんだいじ

座標値:33.648332,130.636062

飯塚市の蓮台寺に天照大神宮が鎮座します。この参道脇に庚申塔が三基まつられていました。

むかって右側からみていきます。まずは一番右側の庚申塔らしき石塔です。

正面・左右側面を確認しても、文字が風化しており、もう確認することはできませんでした。

 

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まんなかの庚申塔です。

手へんに表という文字…つまり猿の異体字…「㧼」が刻まれています。猿田彦大神と刻まれていたと考えられますが、猿田の部分のみ確認できます。

 

むかって右側面に延という文字と「亠(なべぶた)」が一部だけ確認できます。江戸期の元号で延という文字がある元号は延宝(えんぽう)と、延享(えんきょう)のみです。そのふたつのうち「亠」があるのは延享です。

つまり、この庚申塔は延享年間…1744年~1748年に建立されたと考えられます。

 

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いちばん右側の庚申塔です。

正面には「援田彦大神」と刻まれています。この「援」は、猿の異体字いたいじ「猨」の部首が「扌(てへん)」に置き換わった表記の揺らぎであると推察されます。

 

台座部分には、小山作右ヱ門、同性徳平と確認できます。庚申塔にむかって右側には文政九丙戌歳、左側には八月祥禎しょうてい日と刻まれています。

 

文政九年は1826年、干支かんし丙戌ひのえいぬです。