本の紹介
2019年1月14日に、Kindleで電子書籍『カメラ好きが作った史跡ガイド 北九州編: 北九州市のマニアックな史跡 写真スポット21か所をご紹介』を出版しました。 おおざっぱな原稿を作ったのが2018年の11月中旬。これを編集・修正・推敲を繰り返しておよそ2か月。…
わたしは本を読むときは、ほとんどAmazonの電子書籍で読んでいます。紙の本で読むのは、郷土史などが紹介されている書籍や古書など、電子書籍で出版されにくい書籍のみです。 Amazonの電子書籍サービスがKindle(キンドル)というもので、Kindleだと専用の端…
↓下の写真は福岡県北九州市の黒崎にある幸神さまです。幸神は「さいのかみ」と呼び、もともと塞の神からきたものと考えられます。 長崎街道沿いに、この幸神さまは祀られています。福岡県では「幸神」と刻まれた庚申塔をたびたび目にします。例えば、飯塚市…
2018年11月10日(土)に、『「国東半島のコウシンさま」(文献出版)1981年』と、『「国東半島の庚申塔」(大分合同エデュカル)2017年』の著者である小林幸弘氏の庚申塔の調査に同行させていただきました。 小林氏の運営するホームページ(国東半島の庚申塔…
石の宗教 (講談社学術文庫)を読んでいて、庚申の神様について興味深い記述があったので、メモに残しておきたいと思います。 民俗としての庚申は、猿を山神の化身であるとともに農耕神とする信仰から出たものとおもわれる。(Kindle位置番号 2716/3532) これ…
「おもしろ地名北九州事典」のP52を読んでいると、1944年…つまり昭和19年に、下関(山口県)と門司(福岡県)を結ぶ関門鉄道トンネルが開通してから、国鉄の関門連絡船のお客さんが激減した、という内容の記事が書かれていました。 関門連絡船…つまり関門海…
2003年4月に発表された新日本三大夜景のひとつには、北九州市の皿倉山からの夜景が選ばれました。その皿倉山から直線距離にして北側に6.3㎞ほどの場所に高塔山があります。 高塔山は標高124mと低いのですが、ここからもすばらしい夜景を眺めることができます…
飯塚市鹿毛馬(かけのうま)という地区の山の中に、造られた詳しい理由が不明な石垣がならんでいます。これは神籠石(こうごいし)と呼ばれます。 場所:福岡県飯塚市鹿毛馬(かけのうま) 座標値:33.676949,130.734478 この神籠石というのは『日本書紀』な…
北九州市の八幡西区楠橋に寿命(じめ)という珍しい地名があります。おもしろ地名 北九州事典(瀬川負太郎著)という書籍のP203に、その地名の由来が書かれていました。 おもしろ地名北九州事典 P203によると、”寺免もしくは神免、免税地に由来する”と紹介さ…
体の前に太鼓をかつぎ、背中には長さ2mほどの御幣(ごへい)を背負っている人たち。これは山野の楽と呼ばれる民俗芸能の恰好です。 山野の楽は、2018年では9月22日(土)と23日(日)に、福岡県の嘉麻市山野で開かれました。太鼓芸能の楽は、とても珍しいら…
場所:福岡県遠賀郡岡垣町原 座標値:33.8795266,130.5693623 現在は大原神社と名前を変えていますが、以前は妙見宮と呼ばれていたそうです。 慶長17年、黒田筑前守長政が建立した歴史情緒溢れる神社。海岸近くの小高い丘にあり、海を臨む神社となっています…
英彦山から、みやこ町へと下る途中、国道496号線沿いで見つけた庚申塔のご紹介です。今回のコウシンさまは、道路わきの整地された区画に大事にまつられていました。 さらに、庚申塔のすぐわきには「旧西ノ塚地区 猿田彦大神」という説明が刻まれた新しい石塔…
まだ大分県の豊後高田市に住んでいるとき、仕事が休みの際には、よく国東半島に点在する庚申塔を探し回っていました。その際に参考にさせていただいたのが、こちらの「国東半島のコウシンさま」です。 この書籍の著者が小林幸弘氏です。光栄なことに、先日、…
仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか? posted with ヨメレバ 木部 智之 KADOKAWA 2016-05-19 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net ぼくは仕事が遅いです。ゆっくり時間をかけて行なうことが性に合っているのですが、現実、そんなことも言ってい…
「下手でもいい」と、ハードルを低くして楽しんできたことが、ここまでつながってきたんだと思います。 『私には山がある』(田部井淳子 著)の中で一番心に残った言葉だ。 ■■■■■■■■■■■■■■■ ①”仕事”と”仕事の勉強” ②家族といっしょにすごす時間を大切にする…
車でいける登山道までの行程 登山口から山頂まで 山頂の景色 地形図とコンパスの使い方を教えてくれるおススメ本 国東半島のやや北西部に尻付山(しりつきやま)がある。標高369m付近まで車でいき、登山口から標高587mの頂上まで、わずか218mを登る行程だ…
山岳読図大全 (山岳大全シリーズ) posted with ヨメレバ 村越 真 山と渓谷社 2011-10-21 Amazon 7net 2015年、警察庁が発表している山岳遭難者数は3043人。その原因は以下のようになっている。 第1位:道迷い(39.5%) 第2位:滑落(16.5%) 第3位:転倒(15…
魅力的な文章の書き方・入門: Kindleで本を出すならコレを読め 桜風涼の実用本 posted with カエレバ 桜風涼 ナベックス文庫 2014-06-30 Amazon 7net 「書くネタがない」とか 「こんな場所にいったけど ブログに書くほどのことなんだろうか」とか、 「書くと…
国東半島の北側にある小さな島。姫島。 何回か渡船でわたり、年に二回飛来するアサギマダラという蝶とか 黒曜石などの地形を観察しに島を周ってみました。 東国東郡に属してて、地図を見る限り 秘境の地という感がいざめない場所。 でもこの島は意外と外部か…
国東半島の熊野磨崖仏が県内最大と思っていたけど違ってました。 中央、高さ11.3mの不動明王像。普光寺(場所:大分県豊後大野市朝地町上尾塚1225)にあるものが、磨崖仏のなかでは日本最大。(ちなみに国東半島の熊野磨崖仏の不動明王は高さ8m) 左側に制…
女川 佐々木写真館―2011年3月11日、その日から posted with ヨメレバ 鈴木 麻弓 一葉社 2012-03 Amazon 楽天ブックス 7net 写真家 鈴木麻弓さんを知ったのは、グラン・ジュテ(NHK Eテレ)というテレビ番組でした。この番組自体は2013年に放送が終了してしま…
もうすぐ大分県にも紅葉シーズンが到来します。大分県の紅葉スポットといえば、中津市にある耶馬渓や竹田市の岡城址などが有名ですが、ぼくは国東半島にしぼって、個人的におススメな場所も含めて、紅葉スポットを5か所、ご紹介します。 各スポットには「場…