場所:福岡県朝倉市長谷山
座標値:33.462383,130.678837
野鳥川と小石原川が合流する場所に大きな岩が散らばっています。ふたつの川からの水流を、これら捨て石にぶつけ水勢を弱める役割を持ちます。江戸時代につくられ、洪水のときに重要な役割を果たしました(参照:福岡県朝倉市HP-女男石護岸施設)。
護岸施設のそばには宝暦九(1759)年造の庚申塔が祀られます。小石原川に沿って右岸に秋月街道が通っていました。
以前に庚申塔を訪ねてここに来たのですが、当時は護岸施設があるとは知りませんでした。
↑川の上流側から下流方面を眺めます。写真が逆L字に曲がっています。Lの角っこ部(写真の中央からやや右。車が3台見える場所)に水流がもろに当たります。
水勢を消失させるため、ここに石垣を造り大岩を川に沈めたと考えられます。