『北九州歴史散歩 豊前編』P.54,55に北九州市小倉北区に残る戦跡が紹介されています。富野堡塁とメモリアルクロスです。今回はメモリアルクロスをご紹介します。
場所:福岡県北九州市小倉北区小文字
座標値:33.875379,130.904483
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朝鮮戦争中(1950~1953年)に戦死した国際連合軍将兵の霊をなぐさめるために、建てられた。年代は1951年(昭和26年)で、駐留米軍小倉師団の司令官達により建てられたもの。
十字架は、戦闘機をつくっていた同じ材料であるジュラルミンでできているといわれている。
高さは約20m。十字架の土台部分には、「united nations memorial cross」の文字が刻まれる銘板が埋め込まれている。国際連合記念十字架の意。
「in honor of the fallen heroes of the united nations」と英文が刻まれており、さらに、その下に小さな文字が刻まれているが読み取れない。英文は「亡くなった国連の英雄を讃えて」という意味。
参照:メモリアルクロス|常設展示室|北九州市 時と風の博物館
参照:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/543333/
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以前に訪れていた五百羅漢のすぐそばに、メモリアルクロスがありました。気づきませんでした。五百羅漢、メモリアルクロスのすぐ近くに駐車場があります。運がよければ駐車スペースが空いていることがあります。
小文字山駐車場:Google map