福岡県北九州市八幡東区にある、標高622mの皿倉山。山頂ふきんからみえる景色を写真に撮り、どのあたりまで眺められるのか確認してみます。
撮影場所
場所:福岡県北九州市八幡東区尾倉
座標値:33.846832,130.797130
日が差しはじめた北九州市の街。
北九州市若松区にある石峰山・高塔山の向こう側に響灘がひろがり、男島・女島がみえます。男島の石油備蓄基地もみえます。石峰山・高塔山は、皿倉山の山頂付近と同じ地質である安山岩でできています。
上の写真は、皿倉山山頂から北側を向いて撮ったものです。ここから、東方向…時計回りにぐるっと南方向まで視点を移動させてゆきます。
藍島(あいのしま)、山口県のおそらく吉母富士(よしもふじ)が見えます。
北九州市若松区と戸畑区をむすぶ若戸大橋(わかとおおはし)。
関門海峡の向こう側、山口県下関市の竜王山がみえます。手前の煙突群は北九州市戸畑区にある戸畑共同火力株式会社のものです。
東方向へいくほど、朝日の光が強くなり、かすみがかった空気を黄金色に染めます。関門海峡が川のながれのようです。いちばん奥のほうに、かすかに関門橋(かんもんきょう)がみえます。関門橋は本州と九州をむすぶ大きな橋です。
北九州市門司区にある戸ノ上山(とのうえやま)あたりから朝日が昇っています。複雑な地質で構成される企救半島(きくはんとう)の中央部を走る山脈の一部です。写真やや右側の高い山は足立山(あだちやま)です。
すこし撮影場所を移動し、南側へ目をむけると、かなたに英彦山(ひこさん)が見えます。英彦山は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にある山です。