北九州市小倉北区、紫川のほとりに、むかしの橋脚が保管されています。この石製の橋脚は、江戸時代後期、紫川に架かる常盤橋(ときわばし)をささえていたものの一部です。
場所:福岡県北九州市小倉北区室町
座標値:33.886571,130.877096
常盤橋は、はじめ常盤橋と呼ばれておらず、「大橋」とよばれていました。大橋は、1602年にかけられました。その後、1692年に架け替えられ、「常盤橋(ときわばし)」と呼ばれるようになりました。
下の写真にある橋脚は、1822年(文政五年九月吉日)の銘が入っています。直径が約60㎝、高さは約5.7mです。民間にはらいさげたとき、いくつかに切断されたそうです。切断されたものは、北九州市内で数カ所に保管されているとのことです。
現地、案内板に書かれている内容で特に重要だとおもわれる箇所を、以上、要約してみました。