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福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

明治時代の木造建築が現在もそのままつかわれている 福岡県北九州市小倉北区室町

1871年(明治4年)8月に廃藩置県がおこなわれ、同じ年の11月に小倉県が誕生しました。これに伴い小倉県庁庁舎が建築されました。その庁舎のいちぶが下写真の建物です。

場所:福岡県北九州市小倉北区室町

座標値:33.886258,130.876346

 

152年前の木造建物がそのまま現在も使用されていることになります。2023年現在、ファッションブランドの店舗として活用されているようです。

 

1871年(明治4年)11月~1876年(明治9年)4月の期間は小倉県庁として使用されました。1876年4月18日に、小倉県が福岡県に合併。それからは県庁から裁判所、警察署、外科医院として利用されてきました。

 

参照:『北九州の史跡探訪』(北九州史跡同好会)P.46

参照:Google mapに掲載されている現地案内板

参照:小倉県 - Wikipedia

 

参照:時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」

 

Google mapや、長崎街道沿いに立てられている案内板の情報だと、小倉県庁について書かれた案内板や、小倉県庁ノ址と刻まれている石碑が立てられているようです。しかし、庁舎跡の建物周辺をさがしまわっても、それらをみつけることができませんでした。もう、撤去されたのかもしれません。

庁舎の北側(裏側)部分

庁舎の西側部分

北側通用口