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福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

畑貯水池の東のほとりにまつられる庚申塔 福岡県北九州市八幡西区畑

 

場所:福岡県北九州市八幡西区畑

座標値:33.804746,130.769969

畑貯水池をぐるりとまわる道路をはしっていると、脇に庚申塔がまつられていました。

 

石祠とともに、縦長の自然石の庚申塔はまつられています。

庚申塔正面には「庚申□堂」と刻まれています。「□」の箇所は読みにくく、何と刻まれているのかわかりません。おそらく「祭」と刻まれているように思えます。もしそうだとすると「庚申祭堂」と刻まれていることになります。

庚申塔にむかって右側面には、「寶永戊子」という文字が確認できます。宝永年間で、干支が戊子(つちのえね)の年は宝永五年で、西暦では1708年です。

庚申塔にむかって左側面にも建立月がきざまれているようですが、読み取ることができません。かろうじて「月」だけが読めます。