福岡県田川郡の福智町金田という地区に稲荷神社があります。この稲荷神社境内に庚申塔群がまつられていました。祀られている庚申塔の数がおおいために、1投稿につき、ひとつずつご紹介します。
稲荷神社の拝殿にむかって左手側に記念碑や末社があります。これら記念碑や末社の裏手に石塔群が祀られていました。
今回ご紹介するのは、これら石塔群の左側から8番目にまつられる庚申塔のご紹介です↓ 「猿田彦大神」と刻まれた、笠付きの庚申塔です。
場所:福岡県田川郡福智町金田
座標値:33.675145,130.781606
庚申塔にむかって右側面には「寶暦八戊寅年」と刻まれているようです。寶暦は宝暦で、宝暦八年は1758年。宝暦八年の干支は戊寅(つちのえとら)で、刻まれている文字と整合します。
庚申塔にむかって左側面には「十月吉日」と刻まれます。建立年月をまとめると、1758年10月となります。