駅館川(やっかんがわ)のすぐそばに川部・高森古墳群があります。この古墳群のひとつである角房古墳(かくぼうこふん)。
角房古墳データ
墳丘全長:46m
後円部直径:30m
前方部長:18m
前方部幅:18m
周溝幅:7.4~12m
葺石:あり
現状では円墳のようにみえるが、本来は前方部を西に向けた前方後円墳である。内部主体等は不明だが、外形や墳丘の周辺の状況については、昭和52年度に発掘調査が行われ、概要が判明している。
それによれば、後円部は現状より大きく径30メートルに及び、回りには幅7メートルほどの濠がめぐらされていた。外形の特徴からみて、福勝寺古墳や車坂古墳についで築造されたものとみられる。
↓地図でいうと、ちょうど+印のある場所にあって、夕日をバックに古墳をみやるとなんとも哀愁のただよう景色になります。
地形図は、史跡やおもしろそうな地形など観光マップには載っていないような細かい情報を見つける手助けをしてくれ、散歩を楽しむための必需品です。
近くにある県立歴史博物館の駐車場に車を停めて池のほとりを抜ける。
古墳群の間を縫うように走っている遊歩道を散策します。
場所:大分県宇佐市大字川部