福岡県の英彦山(ひこさん)に登ったときは必ず立ち寄る場所です。ひとつは「材木岩」と呼ばれるスポット。山の斜面からグググっと空にむかって岩がつきだしているような、ダイナミックな景観ですね。
これは日本全国でみられる『柱状節理』という地形。九州だと宮崎の高千穂峡とか、佐賀の七ツ釜が有名です。
↑こんな感じで溶岩がきれいに固まって割れてゆくとできる現象のようです。できていく原理を知ると、ここにも溶岩が流れていたんだ…とか、昔の山の姿が想像されておもしろいですね。
溶岩が固まって冷えるときに体積が小さくなるためにできる規則的な割れ目のことである。マグマに均等に収縮力が働くと、正六角形になる。水を抜いた田んぼにできる亀裂も同じ原理でできる。マグマの冷却面に対して、垂直に形成されるため、柱状になる。これに対して、冷却面は一般に板状を呈する。(マグマの冷却現象~柱状節理を科学する~熊本高校 地学部)
↓こちらは鬼杉。樹齢1200年だそうです。
1200年前といったら平安時代。こんな大昔から生き続けているなんて。屋久島の縄文杉には年齢はおよばないものの壮大ですね。
平安時代で検索した画像
周囲の杉と比較すると、その大きさが一目瞭然です。しかも直立してて立派!
今、NHKで放送されている「日本2百名山 ひと筆書き グレートトラバース」で、田中陽希さんは、次に英彦山へ登るそうです(2015年12月11日現在)。あのすごいアスリートの田中さんが、僕にとってなじみのある英彦山に登ると思うとうれしいです。テレビ放送はどんな感じで紹介されるんだろう。楽しみです。
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