大肥川(おおひがわ)のそばに、庚申塔が祀られていたのでご紹介します。大肥川は、福岡県朝倉郡東峰村白石山を源流として、大分県日田市を南流し、夜明駅付近で筑後川に合流しています。九州北部豪雨でおおきな被害をうけた大肥川ですが、2025年現在、復興で護岸整備が進んでいます。その整備がすすんだ場所の一角に庚申塔は祀られています。

猿田彦大神とだけ刻まれた庚申塔です。建立年などは確認できませんでした。

場所:大分県日田市大肥
座標値:33.376834,130.880755
庚申塔のすぐそばに、梵字が刻まれた石塔も祀られていました。梵字は、おそらく「カーン」で、不動明王を表す種子(しゅじ)と思われます。
