宮若市街地にある日吉神社。県道21号線沿いに面していて、境内の広い神社です。何度も神社前を通ることがあったのですが、外から見た感じでは、庚申塔は祀られていない様子だったので訪れていませんでした。しかし、実際、訪れて境内をしっかり散策してみると一基庚申塔が祀られていることに気づきました。
拝殿にむかって左側。ちいさな社と石祠が数基あり、そのなかにいっしょに庚申塔がありました。
場所:福岡県宮若市福丸付近
座標値:33.7306014,130.6242908
前傾している庚申塔には庚申尊と刻まれています。庚申尊天の「天」は見えませんが、もしかしたら、下に隠れているのかもしれません。
庚申塔にむかって右側面に「寛延三庚午(かのえうま」左側側面には「?月吉日」と刻まれています。
寛延(かんえん)三年は、西暦1751年で干支は庚午(かのえうま)です。
庚申塔は、しっかり歩いて探してみると見つかるものです。