日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

探し求める庚申塔へたどりつけなかった 大分県 国見町大高島 2/2

前回の記事「探し求める庚申塔へたどりつけなかった 大分県 国見町大高島 1/2」

https://www.ku-hibino.com/entry/2018/12/01/031514

 

三度目の探索は大きな進展がありました。この庚申塔をご紹介している小林幸弘氏に詳細な場所を教えていただいたからです。その場所を地形図上で示すとこのあたりになります。

 

場所:大分県国東市国見町竹田津 大高島

おおよその座標値:33.674589,131.545658

地図を見ると「大高島」という文字がふたつ見えます。そのふたつの文字の間に境界線が引かれています。この境界線の左側が豊後高田市、右側が国東市となります。庚申塔は国東市側にあるようです。…といってもほとんど豊後高田市と国東市との境界線上といってもいいぐらいです。

 

地図を眺めると、南側から点線で表示されている「人が歩ける道」が表示されています。南側から庚申塔があると思われる場所まで小路を歩いてアプローチすれば、左側の斜面に庚申塔を見つけられると予想されます。 

 2018年11月18日、3度目の庚申塔探索へと出かけることにしました。ところがこの南側からのアプローチが大変な道でした。

 

上の地図を見ると、庚申塔予想地の右側(東側)には小川が流れているようです。その小川のさらに右側(東側)には車が通れる道(実線)があります。その道がこちら↓ この道の広い場所に車を停めさせてもらい、3件ほどの家がある集落へと下りていきました↓

 集落を通り抜け小川を渡り、北側を向いた写真です↓ 道があるようには見えませんが、民家の前に細い農道が伸びているのがわかります。勇気を出してこの道を進んでいきました↓

 ビニルハウスの横を抜け…

地図上に示されている小路に沿って歩いていきます。しかし途中からはこの通り↓ 雑草が繁茂する道へと変わってしまいました。たくさんのクモの巣をふりはらいながら進んでいきましたが、とてもたどり着けそうになかったので進むのを断念しました。

 引き返し集落を通っているときに、そこに住んでいるかたに出会うことができました。勇気をだして、庚申塔の写真を見てもらい、庚申塔があるという山祇社について尋ねてみることにしました。

 

まったくの部外者である私にも地元のかたは親切に知っていることを教えてくださいました。「海側からだったら小さな社へは行けるよ。でもこういう珍しい像(庚申塔)みたいなのはあったかねぇ…」

 

庚申塔の写真を見ていただいても、それらしいものはなさそう…という返答で、ほんとうに庚申塔に出会えるのか不安がよぎります。

 

とりあえず海側(北側)からこのようにアプローチできるようです↓

実は、2018年8月にも、このようにアプローチをしていたのですが、この北側からの道も草がぼうぼうで、とても歩けるような状態ではなかったことを記憶していました。

 

地元のかたからは、最近草を刈ったのでいけるはず、という心強い返答がありました。実際に行ってみると…

すごく歩きやすい道となっていました。2018年8月に訪れたとき、この農道も草がボウボウで四苦八苦しながら、写真奥に見えるお堂まで行った記憶があります。

 

地元のひとの話で出てきた社は、↑この写真奥のお堂のことと予想されます。しかし私が目指すのは、そのお堂のさらに奥…山の中に庚申塔が祀られる山祇社です。

 

お堂の左脇を通り過ぎ、一件の廃屋へと歩を進めます↓

↓ありがたいことに、廃屋横の広場の雑草も刈られています。この先に、もしかしたら、目指す山祇社があるのでは…と期待します。

しかし…

ちょっと見えにくいですが、イノシシ・鹿除けの高い柵が張り巡らされ、行く手が阻まれました。柵ごしに向こう側を見てみると、たしかに石の祠らしきものが見えます。おそらく山祇社と思われます。地図を確認すると、石祠が見えるあたりが、目的地のようです。

柵はがっしりと地面に固定され、動かすこともできません。通り抜けられるような隙間もありません。残念ながら行けるのはここまでのようです。

探し求める庚申塔に逢うことはできませんでしたが、ここまでの行程で協力したいただいた方々に感謝をしています。とても楽しい旅でした。

 

「おそらくこの場所にある」という推定ができたことで、またいつか行けたらという希望を持つことができました。

 

まだまだ国東半島の庚申塔巡りは続けます。