大分県の国東(くにさき)町 岩屋という地区にまつられる庚申塔をご紹介します。今回の庚申塔も、小林幸弘氏のホームページ参照と、小林氏にいただいた情報をもとに訪ねました。
竹林につくられた、小さな神社の敷地内に庚申塔はまつられていました。その神社は、国土地理院地図上にも、Google map上にも掲載されていないほどの小さな神社です。
上の写真では、舗装道がうつっていますが、国土地理院地図上では、この舗装道も掲載されていないようです。一方、Google mapでは、この舗装道は掲載されているので、Google mapの情報で、小さな神社入口を示します。
小さな神社入口座標値:33.565678,131.683098
小さな神社入口:Google map
神社へとのびる石段をあがっていきます。数十秒であがれるほどの段数です。
石段をのぼりきると、開けた場所に木造の神社らしき建物が鎮座しています。そのすぐ近くに庚申塔をみつけることができました。
場所:大分県国東市国東町岩屋
座標値:33.5654831,131.6830292
自然石に「猿田彦神」とだけ刻まれた、とても簡素なつくりの庚申塔です。その他、建立年などの銘は確認できませんでした。