----------------------------------
場所:大分県豊後高田市中真玉
座標値:33.597842,131.493077
凹凸がほとんどなくなっており、像容がみえにくいです。かろうじて、青面金剛の両脇に二童子がみえます。また、下側に鶏が1羽だけ確認できます。
小林幸弘氏が著した『国東半島の庚申塔総覧』P.48を引用します。
青面金剛刻像塔 130㎝
青面金剛(1-6) 2猿2鶏2童子
元禄十一年戊寅 □月十二日:1698年
こちらの一基にも笠が載せられて初めて見たときとは印象が変わった。セメントでの補修痕が痛々しく感じる。
----------------------------------
場所:大分県豊後高田市中真玉
座標値:33.5978315,131.4930744
こちらの庚申塔は、凹凸がひかくてきはっきりとしており、何がきざまれているかがわかります。
青面金剛刻像塔 159㎝
青面金剛(1-6) 3猿1鶏2童子2邪鬼
宝永二年 乙酉四月吉日:1705年
薬師堂に二基並んだ刻像塔。最初に訪れたときにはなかった笠を載せられて立つすらりとした塔身によく似合う。