日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

松林寺の境内にまつられる庚申塔(1/3) 大分県国東市国見町岐部

国東半島、国見町の岐部(きべ)という地区に松林寺(しょうりんじ)というお寺があります。この境内に庚申塔が二基まつられていました。もう一基、庚申塔らしき石塔もありますが、庚申塔という確証がもてません。その石塔もあわせて三基ご紹介します。

 

まず一基目は、松林寺のお堂にむかって右側にまつられています。

場所:大分県国東市国見町岐部

座標値:33.6460667,131.6254495

 

一面四臂(いちめんよんぴ)の青面金剛が主尊です。青面金剛の両脇に二童子がひかえます。また形がはっきりとしませんが、青面金剛は邪鬼をふみつけているようにもみえます。

さらにその下には見ざる言わざる聞かざるの三猿。そしてその下には二鶏(にとり)が重なるようにして刻まれています。二鳥の左隣りには鬼の顔が刻まれています。

 

背面や側面には建立年などの文字はきざまれていませんでした。