大分県、国東町の鶴川という地区に地主神社があり、ここの境内に6基の庚申塔が一カ所に集められ、祀られています。今回は、庚申塔群に向かって、左から2番目の庚申塔をご紹介します。
場所:大分県国東市国東町鶴川
座標値:33.5593605,131.7357941
国東半島の庚申塔ではめずらしい、青面金剛の文字塔です。「青面金剛之塔」とだけ正面に刻まれており、庚申塔に向かって右側面に「享保二拾」という文字が確認できます。享保二十年は西暦1735年で、干支は乙卯(きのとう)です。
庚申塔に向かって左側面には「九月九日」と刻まれています。
小林幸弘氏の運営するホームページで、庚申塔の情報を確認してみます参照と、庚申講のメンバー名が七名刻まれているようです。