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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

頃末(ころすえ)という地名の語源 福岡県遠賀郡水巻町頃末

福岡県遠賀郡水巻町に頃末(コロスエ)という珍しい地名がついた地域があります。頃末は、福岡県の一級河川である遠賀川(おんががわ)のすぐちかくにあります。

 

場所:福岡県遠賀郡水巻町頃末

 

Google mapの航空写真で頃末ふきんを俯瞰してみます↓

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↑頃末という地区は遠賀川の下流にむかってすぐ東岸にある場所ということがわかります。頃末地区の標高を国土地理院地図でしらべてみると、そのほとんどが4m以下で、さらに曲川という小さな川も地区内をながれているため、湿気のたまりやすい地区だったと想像されます。

 

その想像どおり、江戸時代以前の、まだ遠賀川に堤防がつくられていなかった時代、”頃末”あたりは水草が群生した湿原でした(参照:水巻昔ばなし(柴田貞志著)P82-85)

 

この湿原に群生していた水草は真菰(まこも)・葦(あし)・ヨシなどで、これらをひとまとめにして、菰蘆(ころ)と呼ぶようです。そして特にこのあたりは荒涼とした印象の土地であったために”果て”を意味する”末”がつけられました。その結果、菰蘆末(ころすえ)という地名となりました。

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