日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

霊仙寺の霊水石 佐賀県吉野ケ里松隈

福岡県と佐賀県にまたがる脊振山(せふりさん)。この山一帯は古くから霊山として崇められ、山岳密教の修験場として使われていました。

 

その脊振山に霊山寺という大きなお寺がありました。霊山寺とかいて「りょうせんじ」と読みます。

 

場所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈九瀬谷

 

平安時代から中世にかけて、山岳密教の中心であった霊仙寺。709年に開山したと伝えられています。

 

いまでは、江戸時代に建てられた乙護法堂(おとごほうどう)のみが残るのみ。f:id:regenerationderhydra:20190211035004j:image

そんな霊仙寺の境内跡に水上坊「霊水石」があります。

f:id:regenerationderhydra:20190211035135j:image

大日如来を表す梵字(ぼんじ)である「バン」が刻まれた石。これが霊水石です。

 

以前は6月30日の夜に地元の若者たちが乙護法堂で酒宴をし、一夜を過ごしました。翌7月1日に、この霊水を汲み、水田にまいたといいます。そうすると水田に虫がつかないといわれていました。