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福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

「白川小学校 山口分校沿革」碑 福岡県京都郡苅田町山口

苅田(かんだ)町立「白川小学校 山口分校」跡地にたてられている碑です。跡地は現在、さら地となっています。

分校跡地にたつ沿革碑

場所:福岡県京都郡苅田町山口

座標値:33.769629,130.927463

森のなかのさら地となっている分校跡

分校跡地へとつづく道

空き地のいちばん奥に石碑がたっている

小学校の北側には、広大な棚田が広がっています。2023年現在では、その棚田もほとんど使用されなくなっており、一部でかろうじて稲やコスモスが植えられているようです。「等(と)覚寺の棚田」としてGoogle mapにも登録されています。Google mapに、稲と彼岸花の美しい写真が投稿されています。

1960年代の航空写真。山口分校の校舎が下側に確認できる

以下、碑に刻まれている白川小学校 山口分校の沿革を記述します。

白川小学校 山口分校沿革

 

明治二十九年(1896年)

山口尋常小学校を等覚寺観音堂に設置

 

明治三十六年(1903年)

山口尋常小学校校舎を等覚寺辻ノ山に移転


明治四十一年(1908年)

山口尋常小学校5年生以上は白川尋常小学校へ

 

昭和五年(1930年)

山口尋常小学校が白川尋常小学校山口分校となる

 

昭和三十年(1955年)

町村合併により苅田町立白川小学校分校と改称

 

昭和五十三年(1978年)

創立百周年記念式典を開催
之を機に当地に沿革碑を建てる

 

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碑に刻まれた文字は、かすれてしまってわかりにくくなっています。こちらのサイトを参照しながら、情報を補完してみました。