場所:福岡県直方市大字頓野 福智山登山道で
座標値:33.742256,130.801993
登山をするときには、現在は、できるだけ一眼レフカメラを持っていくことにしています。場合によっては、コンパクトデジカメだけ持って行ったり、むかし購入したミラーレス一眼を持って行ったりしていました。
あまり良い眺望が望めない山だと、一眼レフという大きくて重い機材を持って登山するのが、おっくうになることがあります。そのために持って行くカメラをあれこれ試して、できるだけコンパクトにできないかと試していたのです。
しばらくの期間…およそ4年間…登山をするとき一眼レフカメラを持っていかず、コンパクトデジカメを持っていっていました。パッと取り出し、パッと撮ることができるコンデジの気軽さの魅力は大きいのです。
しかしちょっとした思いつきで、久しぶりに福智山(福岡県)へ登山をする際、一眼レフを持っていくことにしました。登山中・下山中に、身の周りの自然を撮ってみると、改めて、一眼レフカメラで撮れる写真のきめ細かさに感動しました。コンパクトデジカメにはない魅力です。
コンパクトデジカメで、一眼レフカメラぐらいの表現力が引き出せないか、試行錯誤してみたのですが、私の知識と技術では、とうていこのような写真を撮ることは難しいことがわかりました(参照:コンパクトデジカメで花の写真を撮る-小川義文-)
「カメラ本体のセンサー部にすぐゴミが入る」とか、「レンズについた汚れをとるのに神経をつかう」とか、なにかとメンテナンスにも気苦労が絶えない、と感じる一眼レフカメラではあります。
でも、自分なりに「好きだな」と思える写真が撮れたときは、それなりにうれしいものです。その、自分なりに「好きだな」と思える割合が圧倒的に多いのが一眼レフカメラで撮ったときです。
「またあの景色を撮ってみたい(一眼で)」「今日の天気だと、(一眼では)どんな景色が撮れるのか」という期待は、次の登山の原動力となります。
この「好きだな」→「うれしい」→「また山に登ろう」という感情の変化をエネルギーとして、また、一眼レフカメラをせっせと担いで山に登りたいと感じます。