庚申塔はどこにあるかな?とアンテナを張りながら、車を運転していると、最近はなんとなく庚申塔のある場所がわかるようになってきた感じがします。
あの石塔って、庚申塔じゃないか?と思って、車を停めてじっくり見てみると、やっぱり庚申塔だった、なんてことも。そんな感じで見つけられた庚申塔がこちら↓。
道路右わきにある、お堂らしきものが石垣の上に建っています。なんとなく、庚申塔なのかなと思ってチラッと見てみたら、やっぱりそうらしい。
現在地から宮若市の庚申塔:Google マップ
実際には、表面の刻印は風化してて、詳細は確認できませんでした。もしかしたら庚申塔じゃないかも。でもこの円柱の独特な形といい、加工が過度に加えられてない自然石そのままという感じといい、庚申塔っぽいですね。
自然石崇拝は巨大な石、あるいは形態に特色のある石に、霊威ある神の霊が宿っている、と信じるところからおこるのである。石の宗教 (講談社学術文庫)五来重著
木月の集落をgoogleマップで見てみると、周囲は田畑に囲まれてて、田園の海にうかぶ小さな島のようになっています。その島の北側と南側に、それぞれ須賀神社と剣神社が祀られていますね。古くからあるこういう集落の神社には、なんとなく庚申塔も祀られているような感じがあります。
こういう目ぼしをつけて、実際訪れて、庚申塔がほんとにあったりするとうれしいですね。機会があればこのふたつの神社にも足を運んでみたいですね。