日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

犬鳴地区でいちばん新しい庚申塔 福岡県宮若市犬鳴

福岡県宮若市の犬鳴という地区に「犬鳴ダム」という大きなダムがあります。以前は、このダムがある場所には「犬鳴谷村」という村がありました。いまではダムの底に沈んでいますが、その村のなごりを、現在のダム周囲にもみることができます(参照:Wikipedia-犬鳴ダム

 

↓下の写真は犬鳴ダムの一番北側…水が多いときには水没している場所に、犬鳴川にかかっていたと思われる石橋をみることができます。

そんな昔の痕跡のひとつと思われるのが、ダム周辺を取り囲むように祀られている庚申塔です。『若宮町誌(下)』P950-P953に「若宮町内庚申塔一覧(平成12年1月現在)」が掲載されています。その一覧で「犬鳴」という地区で確認されている庚申塔は、数えてみると、7基あるようです。

 

下の写真の庚申塔は、その7基のうちの一基です。

場所:福岡県宮若市犬鳴

座標値:33.694514,130.557674

 

犬鳴ダムのまわりは舗装道がぐるっと周っており、車では一方通行となります。県道21号線から、犬鳴ダム周遊道路に入り、約1.7㎞道沿いに車を走らせると、左手にこの庚申塔が見えます。

庚申塔には「庚申鎮護」と刻まれ、建立年月は「天保十二年丑 八月吉日」と確認できます。天保12年は1841年。今回の庚申塔は、犬鳴地区ではいちばん新しい庚申塔です。

 

ちなみに、銘が確認できるもののなかで、犬鳴地区でいちばん古い庚申塔は、享保16年(1731年)建立のものです。この庚申塔は以前にご紹介しました。

 

犬鳴ダム周辺の庚申塔 『庚申鎮護(こうしんちんご)』 福岡県犬鳴(いぬなき) - 日々の”楽しい”をみつけるブログ