日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

八所神社の境内にまつられる五基の庚申塔群(3/5) 福岡県宮若市長井鶴

宮若市 長井鶴(ながいづる)という地区に八所神社が鎮座します。本殿の裏側に五基の庚申塔がまつられていました。下の写真は五基の庚申塔が、すべて写っています。木製鳥居のすぐそばに一基、鳥居の奥に四基の庚申塔がまつられています。四基の庚申塔の右隣には石祠がまつられています。

庚申塔のおおざっぱな配置図です。

今回の記事では、③の庚申塔をご紹介します。

場所:福岡県宮若市長井鶴

座標値:33.732319,130.651868

 

「庚申尊天敬白」と中央に刻まれ、その両側に「享保十九天」「十二月十九日」という文字が確認できます。

 

享保十九年は西暦1734年で、干支は甲寅(きのえとら)です。

 

「敬白(けいはく)」は、うやまって申し上げること、つつしんで申し上げることという意味をもつそうです参照