日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

農道のわきにまつられる五基の庚申塔群(4/5) 福岡県宮若市宮田

福岡県宮若市の宮田に、男田神社が鎮座します。その男田神社の南側100mほどの地点に庚申塔群がまつられていました。

5基の庚申塔がまつられています。右側から順番にご紹介してゆきます。

 

今回は、右から四番目の庚申塔をご紹介します。

場所:福岡県宮若市宮田

座標値:33.720303,130.658297

 

「庚申尊塔□一座、元禄七戌天、十月吉日」という文字が確認できます。

 

□の箇所は「構」に似た文字が刻まれているようですが、よく判読できません。なんとなく↓下のような文字に見えます。

もしかしたら「講」を意味する文字なのかもしれません。庚申講の「講」を意味する文字だとしたら、「講一座」ということになり、庚申講一同で建立した庚申塔だということが表示されているのかもしれません。

 

元禄七年は西暦1694年、干支は甲戌(きのえいぬ)です。